文献詳細
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
Ⅴ.声とことばのこと 医師・医療者から説明しておきたいこと
文献概要
説明のPOINT
・気管切開術の適応は,主に上気道狭窄と長期の人工呼吸器管理である。
・気管切開は可逆性であり,原疾患が改善すれば元の状態に戻ることが可能である。
・気管カニューレの種類を適切に選択することで,気管切開中も発声や経口摂取が可能である。
・気管切開の重篤な合併症として,気管腕頭動脈瘻がある。
・気管切開術は,嚥下性肺炎の予防にはならない。
・気管切開術の適応は,主に上気道狭窄と長期の人工呼吸器管理である。
・気管切開は可逆性であり,原疾患が改善すれば元の状態に戻ることが可能である。
・気管カニューレの種類を適切に選択することで,気管切開中も発声や経口摂取が可能である。
・気管切開の重篤な合併症として,気管腕頭動脈瘻がある。
・気管切開術は,嚥下性肺炎の予防にはならない。
参考文献
1)日本気管食道科学会(編):外科的気道確保マニュアル.金原出版,東京,2009,pp1-48
2)Raimondi N:Evidence-based guidelines for the use of tracheostomy in critically ill patients. J Crit Care. 38:304-318, 2017
掲載誌情報