文献詳細
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
Ⅵ.腫瘍のこと 医師・医療者から説明しておきたいこと
文献概要
説明のPOINT
・遺伝子変異・遺伝性腫瘍の可能性を考慮した,全身画像検索が必要である。
・手術時の出血量を抑え,手術操作を容易にするために術前に栄養動脈塞栓術を行う。
・腫瘍が内頸動脈に浸潤している場合には,再建術が必要になる。
・術後,一過性に神経麻痺やファーストバイト症候群を生じることがある。稀に,反回神経麻痺などが残存し,音声外科を必要とすることもある。
・特に,採血検査などで遺伝子変異が認められた場合には術後も定期的な画像診断が必要である。
・遺伝子変異・遺伝性腫瘍の可能性を考慮した,全身画像検索が必要である。
・手術時の出血量を抑え,手術操作を容易にするために術前に栄養動脈塞栓術を行う。
・腫瘍が内頸動脈に浸潤している場合には,再建術が必要になる。
・術後,一過性に神経麻痺やファーストバイト症候群を生じることがある。稀に,反回神経麻痺などが残存し,音声外科を必要とすることもある。
・特に,採血検査などで遺伝子変異が認められた場合には術後も定期的な画像診断が必要である。
参考文献
1)Ogawa K, et al:A novel G106D alteration of the SDHD gene in a pedigree with familial paraganglioma. Am J Med Genet 140A:2441-2446, 2006
掲載誌情報