文献詳細
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
Ⅵ.腫瘍のこと 医師・医療者から説明しておきたいこと
文献概要
説明のPOINT
・再発・遠隔転移頭頸部癌において化学療法は,緩和ケアと比較して有意に生存期間の改善や,QOLの改善をもたらす。
・再発・遠隔転移頭頸部癌の標準療法は,全身状態良好であればシスプラチン(カルボプラチン)+5-FU+セツキシマブである。
・化学療法前には,全身状態のみならず,合併症,既往歴などを確認し,施行可能か総合的に判断する。
・再発・遠隔転移頭頸部癌において化学療法は,緩和ケアと比較して有意に生存期間の改善や,QOLの改善をもたらす。
・再発・遠隔転移頭頸部癌の標準療法は,全身状態良好であればシスプラチン(カルボプラチン)+5-FU+セツキシマブである。
・化学療法前には,全身状態のみならず,合併症,既往歴などを確認し,施行可能か総合的に判断する。
参考文献
1)Kowalski LP, et al:Natural history of untreated head and neck cancer. Eur J Cancer 36:1032-1037, 2000
2)Vermorken JB, et al:Platinum-based chemotherapy plus cetuximab in head and neck cancer. New Engl J Med 359:1116-1127, 2008
掲載誌情報