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特集 知っておきたい麻酔の知識
小児への麻酔の特徴と注意点
著者: 谷口由枝1
所属機関: 1自治医科大学さいたま医療センター麻酔科
ページ範囲:P.516 - P.523
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●麻酔薬は,成人に使用する全身麻酔薬とほぼ同様の薬剤であるが,小児の特性からその必要量,代謝速度は年齢によって異なる。
●術前評価において,母子手帳のチェックは重要であり,ワクチン接種歴,接種時期,および上気道感染有無の評価は大切である。
●麻酔の説明において,ある程度の理解能力をもった小児に対してアセントを行い,術前からのラポールの形成は重要となる。
●術後の呼吸モニターの不可欠は言うまでもないが,術後の悪心・嘔吐の予防・対策やICU入室の考慮も必要である。
●麻酔薬は,成人に使用する全身麻酔薬とほぼ同様の薬剤であるが,小児の特性からその必要量,代謝速度は年齢によって異なる。
●術前評価において,母子手帳のチェックは重要であり,ワクチン接種歴,接種時期,および上気道感染有無の評価は大切である。
●麻酔の説明において,ある程度の理解能力をもった小児に対してアセントを行い,術前からのラポールの形成は重要となる。
●術後の呼吸モニターの不可欠は言うまでもないが,術後の悪心・嘔吐の予防・対策やICU入室の考慮も必要である。
参考文献
1)公益社団法人 日本麻酔科学会:医薬品ガイドライン X.小児麻酔薬 http://www.anesth.or.jp/guide/guideline-iyakuhin-index.html#g10
2)香川哲郎:予防接種,感染症と小児の麻酔.Anesthesia 21 Century 10:17-20, 2008
3)Siebert JN, et al:Influence of anesthesia on immune responses and its effect on vaccination in children:review of evidence. Pediatr Anesth 17:410-420, 2007
4)Regli A, et al:An update on the perioperative management of children with upper respiratory tract infections. Curr Opin Anaesthesiol 30:362-367, 2017
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