文献詳細
特集 知っておきたい麻酔の知識
文献概要
POINT
●局所麻酔薬の作用増強のため,血管収縮薬(アドレナリン)を添加する。
●局所麻酔薬の過量投与,患者側の素因により中毒症状を呈することがある。
●局所麻酔薬中毒には脂肪乳剤投与が推奨される。
●パラベンなどの添加物によりアレルギー反応を起こすことがある。
●合併症があり全身麻酔が難しい症例に対しても,比較的安全に施行できる。
●局所麻酔薬の作用増強のため,血管収縮薬(アドレナリン)を添加する。
●局所麻酔薬の過量投与,患者側の素因により中毒症状を呈することがある。
●局所麻酔薬中毒には脂肪乳剤投与が推奨される。
●パラベンなどの添加物によりアレルギー反応を起こすことがある。
●合併症があり全身麻酔が難しい症例に対しても,比較的安全に施行できる。
参考文献
1)武田純三(監修):ミラー麻酔科学第6版.メディカルサイエンス・インターナショナル,東京,2007,pp453-476
2)斎藤春雄:局所麻酔剤急性中毒について.耳鼻臨床61:1890-1895,1968
3)日本麻酔科学会:局所麻酔薬中毒への対応プラクティカルガイド.http://www.anesth.or.jp/guide/pdf/practical_localanesthesia.pdf
4)原田康夫・他:Xylocaine中毒4症例について.耳鼻臨床66:311-317,1973
5)小倉脩二:急性局所麻酔薬中毒について.耳鼻臨床24:292-298,1978
6)山村秀夫・他:麻酔によるショック様症状とその対策.耳喉35:1033-1040,1963
7)杉山正夫:局麻剤の副作用.耳鼻臨床79:461-462
8)白崎英明:アナフィラキシーショック.JOHNS 33:394-396,2017
9)松本美志也:局所麻酔薬総論.日臨麻会誌28:723-731,2008
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