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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科91巻10号

2019年09月発行

特集 嚥下障害を診る!—プロに学ぶ実践スキル

《治療》

嚥下訓練

著者: 藤谷順子1

所属機関: 1国立国際医療研究センターリハビリテーション科

ページ範囲:P.835 - P.841

文献概要

POINT

●軽症例では交互嚥下や喀出の励行指導と合わせて,喉頭挙上の訓練を指導する。

●骨盤を含めた体幹のアライメント,頸部体幹筋力の訓練を,理学療法士も動員して行う。

●訓練の経過が停滞しているときには,積極的に嚥下造影検査や内視鏡検査で再検討する。

●嚥下機能改善手術を行う症例では,それまでの訓練傾向を把握し,術後の経口摂取再開に必要な訓練を術前から行う。

参考文献

1)日本耳鼻咽喉科学会(編):嚥下障害診療ガイドライン2018年版.金原出版,東京,2018
2)武原 格・他;日本摂食嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会:訓練法のまとめ(2014版).日摂食嚥下リハ会誌18:55-89,2014 https://www.jsdr.or.jp/wp-content/uploads/file/doc/18-1-p55-89.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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