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文献概要
特集 診療で役に立つ味覚・嗅覚障害の知識 《味覚》
患者さんにも知ってほしい味覚のしくみ
著者: 田中真琴1
所属機関: 1日本大学医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野
ページ範囲:P.998 - P.1002
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●食品の味の感じ方には,味覚以外の五感や心理状態・社会的背景も関与する。
●味覚の末梢受容器は,主に舌の乳頭に存在する味蕾である。
●味神経は,左右の顔面神経,舌咽神経,迷走神経である。
●味覚の情報は,大脳皮質で嗅覚やその他の情報と統合される。
●食品の味の感じ方には,味覚以外の五感や心理状態・社会的背景も関与する。
●味覚の末梢受容器は,主に舌の乳頭に存在する味蕾である。
●味神経は,左右の顔面神経,舌咽神経,迷走神経である。
●味覚の情報は,大脳皮質で嗅覚やその他の情報と統合される。
参考文献
1)山本 隆:楽しく学べる 味覚生理学—味覚と食行動のサイエンス.建帛社,東京,2017,pp32-42
2)太田正人・他:味覚の新機能.日本調理科学会誌47:225-229,2014
3)Onoda K, et al:Gustatory disturbance due to cerebrovascular disorder. Laryngoscope 109:123-128, 1999
4)冨田 寛:味覚障害の全貌.診断と治療社,東京,2011,pp264-290
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