文献詳細
文献概要
特集 初診時に必要十分な 問診・検査オーダー虎の巻 《耳領域》
浮動性めまい・立ちくらみ
著者: 五島史行1
所属機関: 1東海大学医学部耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.320 - P.322
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●まず患者の訴えているめまいが浮動性めまいなのか,立ちくらみなのかを丁寧に問診し,それによる苦痛度を評価する。
●浮動性めまいを訴える患者に片側前庭機能低下例が含まれている。
●立ちくらみではSchellongテストを行うが,陽性例ではその原因についても検討を加える。
●まず患者の訴えているめまいが浮動性めまいなのか,立ちくらみなのかを丁寧に問診し,それによる苦痛度を評価する。
●浮動性めまいを訴える患者に片側前庭機能低下例が含まれている。
●立ちくらみではSchellongテストを行うが,陽性例ではその原因についても検討を加える。
参考文献
1)増田圭奈子・他:めまいの問診票(和訳Dizziness Handicap Inventory)の有用性の検討.Equilibrium Res 63:555-563,2004
2)室伏利久:加齢とめまい・平衡障害.新興医学出版社,東京,2013
3)五島史行・他:耳鼻咽喉科めまい外来における脳脊髄液減少症が疑われた症例の臨床的特徴.日頭痛会誌44:451-456,2018
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