文献詳細
文献概要
特集 初診時に必要十分な 問診・検査オーダー虎の巻 《鼻領域》
鼻閉
著者: 松岡伴和1
所属機関: 1山梨大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
ページ範囲:P.335 - P.337
文献購入ページに移動Point
●十分な問診を行うことが最も重要である。
●前鼻鏡検査や内視鏡検査の所見により,必要があれば生検術,画像検査や血液検査を追加する。
●前鼻鏡検査や内視鏡検査で明らかな狭窄がなくても鼻閉を訴える患者が存在するので,注意が必要である。
●十分な問診を行うことが最も重要である。
●前鼻鏡検査や内視鏡検査の所見により,必要があれば生検術,画像検査や血液検査を追加する。
●前鼻鏡検査や内視鏡検査で明らかな狭窄がなくても鼻閉を訴える患者が存在するので,注意が必要である。
参考文献
1)太田伸男:鼻閉とQOL障害—外来から帰してはいけない患者の見分け方.日耳鼻121:869-875,2018
2)藤枝重治・他:好酸球性副鼻腔炎診断ガイドライン. 好酸球性副鼻腔炎の診断基準:JESREC Study.日鼻誌53:75-76,2014
3)藤枝重治・他:好酸球性副鼻腔炎:診断ガイドライン(JESREC Study).日耳鼻118:728-735,2015
4)竹内裕美:鼻腔通気性の評価.耳展54:390-397,2011
5)加瀬康弘・他:音響鼻腔計測法(Acoustic Rhinometry)ガイドライン.日鼻誌40:322-336,2001
6)竹内裕美:鼻閉の診断における鼻腔通気性の客観的評価.日鼻誌48:51-52,2009
7)児玉 悟:外鼻の機能的形成手術.日耳鼻118:1078-1079,2015
8)児玉 悟:鼻中隔矯正術と外鼻形成術—鼻閉に対するSeptorhinoplasty.日耳鼻118:1406-1413,2015
掲載誌情報