文献詳細
増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法
Ⅱ.救急外来・当直での基本手技
文献概要
ポイント
●救急外来で心身症が疑われた場合には,可能であれば心理テストによる評価を行う。
●複数の医療機関の受診歴など,経過から心身症を疑うことは可能である。
●心身症が疑われた場合には,症状治療モードから患者の気づきを促すモードへ対応を変える必要がある。
●診断および治療に際して大切なことは,心身症の病態を患者に理解させることである。
●投薬を行う際には睡眠導入剤や抗不安薬が選択肢となる。
●救急外来で心身症が疑われた場合には,可能であれば心理テストによる評価を行う。
●複数の医療機関の受診歴など,経過から心身症を疑うことは可能である。
●心身症が疑われた場合には,症状治療モードから患者の気づきを促すモードへ対応を変える必要がある。
●診断および治療に際して大切なことは,心身症の病態を患者に理解させることである。
●投薬を行う際には睡眠導入剤や抗不安薬が選択肢となる。
参考文献
1)日本心身医学会教育研修委員会(編):心身医学の新しい診療指針.心身医31:537-576,1991
2)五島史行・他:総合病院耳鼻咽喉科における心身症の割合と心療耳鼻咽喉科医の必要性.心身医50:229-236,2010
3)五島史行:パロキセチンが有効であったうつ状態を伴った突発性難聴後の耳鳴.Pharm Med 21:197-200,2003
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