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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科91巻5号

2019年04月発行

増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法

Ⅲ.症状からみた鑑別診断

耳痛/耳漏

著者: 小川洋1

所属機関: 1福島県立医科大学会津医療センター耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.48 - P.52

文献概要

当直医へのコール

●一般的に耳痛・耳漏を訴える患者が救急外来を受診した場合,耳鼻咽喉科医がコールされることは多いが,初期対応は当直医が行うこともあり,それぞれの病院によって状況は異なってくる。

●特に小児の場合,小児科が初期対応し,必ずしも耳鼻咽喉科がコールされるとは限らないが,初期対応後に耳鼻咽喉科医がコールされる場合は重篤な症状を示していることが多く,迅速かつ適切な対応が求められる。

参考文献

1)Auer CA, et al:Otologic symptoms and syndromes. Cummings otolaryngology:head and neck surgery, 6th ed(vol. 3), eds by Flint PW, et al. Elsevier, Canada, 2015, pp2401-2410
2)小川 洋:症状からみた対応と病院に送るタイミング.外耳道腫脹・発疹.JOHNS 33:567-570,2017
3)谷 亜希子・他:急性中耳炎から硬膜外膿瘍をきたした1例.Otol Jpn 18:194-198,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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