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増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法 Ⅲ.症状からみた鑑別診断
難聴/耳鳴/耳閉感
著者: 寺西正明1 曾根三千彦1
所属機関: 1名古屋大学耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.53 - P.57
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●耳鼻咽喉科の医師が救急外来よりコンサルトを受ける症状としては,鼻出血,めまい,咽頭痛,呼吸困難,耳痛が多いが,難聴,耳鳴,耳閉感への対応を求められることもある。
●通常の耳鼻咽喉科外来では純音聴力検査は必須の検査であるが,夜間の当直時の検査施行は困難である。そのため,問診や身体所見による鑑別診断が重要である。
●本稿では救急外来・当直時における難聴/耳鳴/耳閉感の鑑別診断について概説する。
●耳鼻咽喉科の医師が救急外来よりコンサルトを受ける症状としては,鼻出血,めまい,咽頭痛,呼吸困難,耳痛が多いが,難聴,耳鳴,耳閉感への対応を求められることもある。
●通常の耳鼻咽喉科外来では純音聴力検査は必須の検査であるが,夜間の当直時の検査施行は困難である。そのため,問診や身体所見による鑑別診断が重要である。
●本稿では救急外来・当直時における難聴/耳鳴/耳閉感の鑑別診断について概説する。
参考文献
1)田渕経司・他:随伴症状から診断する.ENT臨床フロンティア—急性難聴の鑑別とその対処,髙橋晴雄・他(編).中山書店,東京,2012,pp13-15
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4)岡本康秀・他:症状からみた救急疾患の診断手順—急性難聴.JOHNS 22:282-285,2006
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