文献詳細
増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法
Ⅲ.症状からみた鑑別診断
文献概要
当直医へのコール
現実的には,救急外来の現場において,耳鼻咽喉科専門医が診察しなければならない緊急性のある鼻閉/鼻汁患者はかなり少ないと考えられる。しかし,専門的な診察は必要ないが鼻閉/鼻汁症状を訴える患者は比較的多いと考えられる。具体的には以下のような場合である。
●鼻水,鼻づまりがひどくて眠れない(全年齢)
●鼻に異物を詰めてしまい鼻がつまる,悪臭の伴う鼻汁が出る(小児)
●急激な喘息発作および鼻症状(鼻閉,鼻汁)の悪化:アスピリン喘息発作(成人に多い)
●外傷後,鼻副鼻腔手術・脳外科術後に水溶性の鼻汁が続く
●鼻出血→「鼻出血」の項(p.73)を参照
現実的には,救急外来の現場において,耳鼻咽喉科専門医が診察しなければならない緊急性のある鼻閉/鼻汁患者はかなり少ないと考えられる。しかし,専門的な診察は必要ないが鼻閉/鼻汁症状を訴える患者は比較的多いと考えられる。具体的には以下のような場合である。
●鼻水,鼻づまりがひどくて眠れない(全年齢)
●鼻に異物を詰めてしまい鼻がつまる,悪臭の伴う鼻汁が出る(小児)
●急激な喘息発作および鼻症状(鼻閉,鼻汁)の悪化:アスピリン喘息発作(成人に多い)
●外傷後,鼻副鼻腔手術・脳外科術後に水溶性の鼻汁が続く
●鼻出血→「鼻出血」の項(p.73)を参照
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