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文献概要
増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法 Ⅲ.症状からみた鑑別診断
嚥下障害
著者: 兵頭政光1
所属機関: 1高知大学医学部耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.95 - P.99
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●嚥下障害を主訴として耳鼻咽喉科救急外来を直接受診する患者は比較的少ないが,誤嚥性肺炎や窒息,嚥下困難などをきたして救急外来を受診した患者の診察を依頼されることは少なくない。
●他科に入院中の患者が食物誤嚥や窒息をきたして,緊急に対応を依頼されることもある。
●本稿では耳鼻咽喉科救急外来における嚥下障害や窒息患者診察時の注意点・対応について述べる。
●嚥下障害を主訴として耳鼻咽喉科救急外来を直接受診する患者は比較的少ないが,誤嚥性肺炎や窒息,嚥下困難などをきたして救急外来を受診した患者の診察を依頼されることは少なくない。
●他科に入院中の患者が食物誤嚥や窒息をきたして,緊急に対応を依頼されることもある。
●本稿では耳鼻咽喉科救急外来における嚥下障害や窒息患者診察時の注意点・対応について述べる。
参考文献
1)西窪加緒里・他:嚥下障害を主症状とした重症筋無力症例.口咽科19:257-263,2007
2)齊藤祐毅・他:特発性混合性喉頭麻痺の5例.耳鼻臨床101:785-789,2008
3)須田牧夫・他:在宅要介護高齢者の窒息事故と関連要因に関する研究.老年歯学23:3-11,2008
4)西窪加緒里・他:向精神薬による薬剤性嚥下障害例の検討.口咽科17:399-405,2005
5)日本耳鼻咽喉科学会:精神機能・身体機能の評価.嚥下障害診療ガイドライン2018年版,日本耳鼻咽喉科学会(編).金原出版,東京,2018,pp11-14
6)丘村 煕・他:神経筋疾患による嚥下障害.日気食会報42:400-406,1991
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