文献詳細
増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法
Ⅳ.救急外来・当直での処置と治療 感染症・炎症・浮腫
文献概要
当直医へのコール
「最終的に慢性中耳炎急性増悪」と診断される症例が救急外来から当直医にコールされるときは,以下のような重篤な耳症状,あるいは耳症状と緊急の合併症の発症時と思われる。
●耳漏が外耳道に充満している。
●外耳道にdebrisあるいは真菌塊が充満していて痛みを伴う。
●耳介の発赤・腫脹,稀に耳介聲立を伴う。
●耳漏があり,聞こえが急に悪くなった,大きな耳鳴りもある。
●耳漏があり,意識レベルが下がっている。
●透明な耳漏が大量にあり,止まらない。
●耳漏があり,顔面神経麻痺を伴っている。
●耳漏があり,めまいを伴っている。
慢性中耳炎の急性増悪で受診する場合はほとんどが成人である。手術の既往がある場合もある。
「最終的に慢性中耳炎急性増悪」と診断される症例が救急外来から当直医にコールされるときは,以下のような重篤な耳症状,あるいは耳症状と緊急の合併症の発症時と思われる。
●耳漏が外耳道に充満している。
●外耳道にdebrisあるいは真菌塊が充満していて痛みを伴う。
●耳介の発赤・腫脹,稀に耳介聲立を伴う。
●耳漏があり,聞こえが急に悪くなった,大きな耳鳴りもある。
●耳漏があり,意識レベルが下がっている。
●透明な耳漏が大量にあり,止まらない。
●耳漏があり,顔面神経麻痺を伴っている。
●耳漏があり,めまいを伴っている。
慢性中耳炎の急性増悪で受診する場合はほとんどが成人である。手術の既往がある場合もある。
参考文献
1)厚生労働省科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業・他:ANCA関連血管炎診療ガイドライン2017.診断と治療社,東京,2017
2)暁 清文:特発性髄液耳漏の診断と治療.耳鼻臨床96:92-93,2003
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