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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科91巻5号

2019年04月発行

増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法

Ⅳ.救急外来・当直での処置と治療 急性症状を示す聴覚器疾患

突発性難聴

著者: 中川隆之1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科

ページ範囲:P.234 - P.237

文献概要

当直医へのコール

●急激に発症した高度難聴として直接耳鼻咽喉科に問い合わせが来る。

●患者年齢は30〜60代,性差はなく,片側性がほとんどである。

●めまいを伴う場合,救急搬送で来院することが多い。

●両側性,小児,高齢者,めまい以外の随伴症状を伴う症例では,鑑別診断に注意し,他科との連携を想定する。

●突然の聴力低下により,精神的に混乱している(パニック状態にある)ことに配慮する。

参考文献

1)Stachler RJ, et al:Clinical practice guideline:sudden hearing loss. Otolaryngol Head Neck Surg 146:S1-35, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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