文献詳細
増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法
Ⅳ.救急外来・当直での処置と治療 急性症状を示す聴覚器疾患
文献概要
当直医へのコール
●通常,急性発症の激しい回転性めまいと一側性の耳鳴,難聴を主訴に救急搬送される。
●めまい症状が軽い場合はwalik inで来院する可能性もある。
●強く鼻をかむ,重たい物を持つなど以外に,スキューバダイビング,交通事故などの外傷によるものもあり,年齢・性別を問わず発症する。
●激しいめまい症状に気を取られたり,難聴が軽度である場合には,耳鼻咽喉科に紹介されるタイミングが遅れることがある。
●めまい症状を主訴に他科から紹介された場合,難聴を見逃してはならない。
●外リンパ瘻の難聴は,タイミングがよければ手術で治癒する可能性があり,タイミングが悪ければ不可逆的な高度感音難聴に至る場合もある。
●通常,急性発症の激しい回転性めまいと一側性の耳鳴,難聴を主訴に救急搬送される。
●めまい症状が軽い場合はwalik inで来院する可能性もある。
●強く鼻をかむ,重たい物を持つなど以外に,スキューバダイビング,交通事故などの外傷によるものもあり,年齢・性別を問わず発症する。
●激しいめまい症状に気を取られたり,難聴が軽度である場合には,耳鼻咽喉科に紹介されるタイミングが遅れることがある。
●めまい症状を主訴に他科から紹介された場合,難聴を見逃してはならない。
●外リンパ瘻の難聴は,タイミングがよければ手術で治癒する可能性があり,タイミングが悪ければ不可逆的な高度感音難聴に至る場合もある。
参考文献
1)大薗芳之・他:外リンパ瘻疑い例に対する手術治療成績の検討.Equilibrium Res 72:91-96,2013
2)池園哲郎:CTP検査と外リンパ瘻.JOHNS 32:41-44,2016
3)Ikezono T, et al:Cochlin-tomoprotein:a novel perilymph specific-protein and a potential marker for the diagnosis of perilymphatic fistula. Audiol Neurootol 14:338-344, 2009
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