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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科91巻9号

2019年08月発行

特集 内視鏡下鼻副鼻腔手術—エキスパートに学ぶスタンダードな手術手技(特別付録web動画)

内視鏡下の術野マネジメント—出血を減らし,オリエンテーションを適切にするためのコツ

著者: 大櫛哲史1

所属機関: 1大櫛耳鼻咽喉科 はな・みみサージクリニック

ページ範囲:P.716 - P.723

文献概要

POINT

●出血コントロールを中心とした内視鏡下での術野マネジメントについて述べる。

●内視鏡下鼻副鼻腔手術の際の浸潤麻酔では,傍骨膜麻酔が有効であることが多いと考えている。

●浸潤麻酔は数回に分割し,その部位を手術する際に一番効果が高いよう手術プランニングに沿って計算して行う。

●鼻堤部や第三基板底部の浸潤麻酔についてのポイントも述べる。


*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年8月)。

参考文献

1)森山 寛・他(編):内視鏡下鼻内副鼻腔手術—副鼻腔疾患から頭蓋底疾患まで.医学書院,東京,2015
2)Nakayama T, et al:Endoscopic medial maxillectomy with preservation of inferior turbinate and nasolacrimal duct. Am J Rhinol Allergy 26:405-408, 2012
3)田上順次・他(監):保存修復学21,第四版.永末書店,京都,2011
4)伊藤 哲・他:歯科口腔外科処置時における局所麻酔薬リドカインの血中濃度.日歯麻会誌7:122,1979
5)金子丑之助:日本人体解剖学 第3巻 脈管学・神経学,第18版.南山堂,東京,1992

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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