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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科92巻1号

2020年01月発行

文献概要

特集 補聴器と人工聴覚器の最前線2020 《最新モデルの新機能》

人工中耳の最新情報—Vibrant Soundbridge(VSB)

著者: 土井勝美1

所属機関: 1近畿大学医学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.23 - P.27

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POINT

●伝音難聴と混合性難聴に対するVibrant Soundbridge(VSB)手術の有用性と安全性は高い。

●国内ではoval window vibroplasty(OWV),round window vibroplasty(RWV),そしてvibrating ossicular prosthesis with VSB(VORP)の手術が可能である。

●OWVとRWVとの間で,手術後の聴取成績には差はない。

●OWVは,RWVと比較して,より安全な手術である。

参考文献

1)Iwasaki S, et al:Round window application of an active middle ear implant:a comparison with hearing aid usage in Japan. Otol Neurotol 38:e145-e151, 2017
2)土井勝美・他:VIBRANT SOUNDBRIDGE国内臨床治験の有効性と安全性の評価.日耳鼻118:1449-1458, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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