文献詳細
文献概要
特集 補聴器と人工聴覚器の最前線2020 《最新モデルの新機能》
人工中耳の最新情報—Vibrant Soundbridge(VSB)
著者: 土井勝美1
所属機関: 1近畿大学医学部耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.23 - P.27
文献購入ページに移動POINT
●伝音難聴と混合性難聴に対するVibrant Soundbridge(VSB)手術の有用性と安全性は高い。
●国内ではoval window vibroplasty(OWV),round window vibroplasty(RWV),そしてvibrating ossicular prosthesis with VSB(VORP)の手術が可能である。
●OWVとRWVとの間で,手術後の聴取成績には差はない。
●OWVは,RWVと比較して,より安全な手術である。
●伝音難聴と混合性難聴に対するVibrant Soundbridge(VSB)手術の有用性と安全性は高い。
●国内ではoval window vibroplasty(OWV),round window vibroplasty(RWV),そしてvibrating ossicular prosthesis with VSB(VORP)の手術が可能である。
●OWVとRWVとの間で,手術後の聴取成績には差はない。
●OWVは,RWVと比較して,より安全な手術である。
参考文献
1)Iwasaki S, et al:Round window application of an active middle ear implant:a comparison with hearing aid usage in Japan. Otol Neurotol 38:e145-e151, 2017
2)土井勝美・他:VIBRANT SOUNDBRIDGE国内臨床治験の有効性と安全性の評価.日耳鼻118:1449-1458, 2015
掲載誌情報