文献詳細
特集 補聴器と人工聴覚器の最前線2020
《有効活用するためのポイント》
文献概要
POINT
●「補聴器適合検査の指針(2010)」には,医療として補聴器の適合を行う際に必要な適合検査について,必須検査2項目と参考検査6項目が記載されている。
●実際の補聴器外来では,まず使用しやすく信頼できる検査をベースにほかの検査を組み合わせていく。
●検査は患者に負担が少ないような配慮が必要である。
●患者の日常生活のパフォーマンスがよりよくなるための補聴器適合検査のプランニングが必要である。
●「補聴器適合検査の指針(2010)」には,医療として補聴器の適合を行う際に必要な適合検査について,必須検査2項目と参考検査6項目が記載されている。
●実際の補聴器外来では,まず使用しやすく信頼できる検査をベースにほかの検査を組み合わせていく。
●検査は患者に負担が少ないような配慮が必要である。
●患者の日常生活のパフォーマンスがよりよくなるための補聴器適合検査のプランニングが必要である。
参考文献
1)細井裕司・他:補聴器適合検査の指針(2008).Audiology Japan 51:661-679,2008
2)小寺一興・他:補聴器適合検査の指針(2010).Audiology Japan 53:708-726,2010
3)平成30年度診療報酬点数.第2章特掲診療科,第3部検査,第3節生体検査料,耳鼻咽喉科学的検査,D244-2補聴器適合検査
4)日本人工内耳研究会(編著):人工内耳装用のための語音聴取評価検査CI-2004(試案):エスコアール,千葉,2004
5)ISO 8253-3:Acoustics—Audiometric test methods—Part 3:Speech audiometry, 2012
6)鈴木恵子・他:補聴器適合検査としての『きこえについての質問紙2002』の応用に関する検討.Audiology Japan 52:588-595,2009
7)日本工業規格:音声に近い試験信号による補聴器の信号処理特性の測定方法.JIS C 5516,2015
掲載誌情報