文献詳細
文献概要
特集 Voiceを診る—音声障害を知ろう!〔特別付録Web動画〕 《音声障害の診断・治療・リハビリテーション》
痙攣性発声障害
著者: 讃岐徹治1
所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科
ページ範囲:P.901 - P.906
文献購入ページに移動POINT
●痙攣性発声障害の診断基準および重症度分類について解説する。
●本邦で実施可能な治療,主にA型ボツリヌス毒素の声帯内注入術,甲状披裂筋切除術と甲状軟骨形成術2型を解説する。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月)。
●痙攣性発声障害の診断基準および重症度分類について解説する。
●本邦で実施可能な治療,主にA型ボツリヌス毒素の声帯内注入術,甲状披裂筋切除術と甲状軟骨形成術2型を解説する。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月)。
参考文献
1)Sulica L:Contemporary management of spasmodic dysphonia. Curr Opin Otolaryngol Head Neck Surg 12:543-548, 2004
2)兵頭政光・他:痙攣性発声障害に関する全国疫学調査.音声言語医57:1-6,2016
3)讃岐徹治・他:痙攣性発声障害の診断—アンケート調査による検討.喉頭26:81-85,2014
4)厚生労働省科学研究費「痙攣性発声障害の診断基準および重症度分類の策定に関する研究」班:痙攣性発声障害診断基準および重症度分類(http://www.jslp.org/pdf/SD_20180105.pdf)
5)Nakamura K, et al:Surgical treatment for adductor spasmodic dysphonia—efficacy of bilateral thyroarytenoid myectomy under microlaryngoscopy. Acta Otolaryngol 128:1348-1353, 2008
6)Schuering JHC, et al:Adductor spasmodic dysphonia:Botulinum toxin a injections or laser thyroarytenoid myoneurectomy? A comparison from the patient perspective. Laryngoscope 130:741-746, 2020
7)Sanuki T, et al:Long-term evaluation of type 2 thyroplasty with titanium bridges for adductor spasmodic dysphonia. Otolaryngol Head Neck Surg 157:80-84, 2017
掲載誌情報