文献詳細
特集 カラー術中写真でよくわかる 達人による頭頸部がん拡大切除
《喉頭・咽頭手術》
文献概要
POINT
●副咽頭間隙側から流入する血管解剖を知ることが重要である。
●口蓋扁桃被膜の深部にある上咽頭収縮筋は厚さ約2mm足らずであるため,容易に副咽頭間隙に達する。
●口蓋扁桃の流入血管の処理では,血管断端が副咽頭間隙側に深く入り込みやすい。
●咽頭収縮筋の欠損修復には,Gehanno縫合,顎下腺弁などを組み合わせる。
●経口法のみで行う際には,経口的に深部で止血できる器械の用意と,内視鏡での視野確保が必要である。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年12月)。
●副咽頭間隙側から流入する血管解剖を知ることが重要である。
●口蓋扁桃被膜の深部にある上咽頭収縮筋は厚さ約2mm足らずであるため,容易に副咽頭間隙に達する。
●口蓋扁桃の流入血管の処理では,血管断端が副咽頭間隙側に深く入り込みやすい。
●咽頭収縮筋の欠損修復には,Gehanno縫合,顎下腺弁などを組み合わせる。
●経口法のみで行う際には,経口的に深部で止血できる器械の用意と,内視鏡での視野確保が必要である。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年12月)。
参考文献
1)Amin JD, et al:Radical tonsillectomy and superior pharyngeal constrictor anatomy:a cadaveric and oncologic specimen assessment. ORL J Otorhinolaryngol Relat Spec, 2020 doi:10.1159/000508136
掲載誌情報