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特集 カラーアトラス 口腔・咽頭粘膜疾患—目で見て覚える鑑別ポイント
カンジダによる口腔粘膜病変
著者: 丹田奈緒子1
所属機関: 1東北大学大学院歯学研究科口腔保健発育学講座予防歯科学分野
ページ範囲:P.114 - P.117
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●偽膜性カンジダ症と紅斑性カンジダ症が主な病型である。
●がん化学療法,放射線療法に伴い発症することが多い。
●中咽頭がん術後は口腔機能低下が発症要因となる。
●全身的,局所的な要因を考慮し,予知的に対応することが重要である。
●偽膜性カンジダ症と紅斑性カンジダ症が主な病型である。
●がん化学療法,放射線療法に伴い発症することが多い。
●中咽頭がん術後は口腔機能低下が発症要因となる。
●全身的,局所的な要因を考慮し,予知的に対応することが重要である。
参考文献
1)浮地賢一郎・他:口腔Oral candidiasis.耳喉頭頸87:402-405,2015
2)野口忠秀:口腔カンジダ症が治らない! Medicina 54:1426-1431,2017
3)上川善昭:口腔カンジダ症の治療.感染と抗菌薬21:312-320,2018
4)Gligorov J, et al:Prevalence and treatment management of oropharyngeal candidiasis in cancer patients:results of the French CANDIDOSCOPE study. Int J Radiat Oncol Biol Phys 80:532-539, 2011
5)平成30年度 厚生労働省・国立がん研究センター委託事業 全国共通がん医科歯科連携講習会テキスト(第二版).国立がん研究センター,東京,2019,p65
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