文献詳細
特集 カラーアトラス 口腔・咽頭粘膜疾患—目で見て覚える鑑別ポイント
文献概要
POINT
●小児の口腔・咽頭粘膜病変の多くはウイルス感染によるものである。
●発症から徐々に所見が変化すること,疾患に特徴的な所見ではない粘膜病変も多いこと,小児は所見を取りにくいことなどから,口腔内の所見のみでの診断が困難な疾患が多い。
●発熱などの他の症状や,周囲の感染症流行などを併せて診断を行う。
●小児の口腔・咽頭粘膜病変の多くはウイルス感染によるものである。
●発症から徐々に所見が変化すること,疾患に特徴的な所見ではない粘膜病変も多いこと,小児は所見を取りにくいことなどから,口腔内の所見のみでの診断が困難な疾患が多い。
●発熱などの他の症状や,周囲の感染症流行などを併せて診断を行う。
参考文献
1)鈴鹿有子:口腔粘膜病変.小児耳鼻咽喉科,小児耳鼻咽喉科学会(編).金原出版,東京,2017,pp2009-2012
2)佐久間孝久:アトラスさくま—小児咽頭所見.丸善プラネット,東京,2008
3)宮本昭彦・他:咽頭の所見(インフルエンザ濾胞)の意味と価値の考察.日大医誌72:11-18,2013
4)Bruning AHL, et al:Rapid tests for influenza, respiratory syncytial virus, and other respiratory viruses:a systematic review and meta-analysis. Clin Infect Dis 65:1026-1032, 2017
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