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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科92巻2号

2020年02月発行

特集 カラーアトラス 口腔・咽頭粘膜疾患—目で見て覚える鑑別ポイント

小児の口腔・咽頭粘膜病変

著者: 仲野敦子1

所属機関: 1千葉県こども病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.118 - P.121

文献概要

POINT

●小児の口腔・咽頭粘膜病変の多くはウイルス感染によるものである。

●発症から徐々に所見が変化すること,疾患に特徴的な所見ではない粘膜病変も多いこと,小児は所見を取りにくいことなどから,口腔内の所見のみでの診断が困難な疾患が多い。

●発熱などの他の症状や,周囲の感染症流行などを併せて診断を行う。

参考文献

1)鈴鹿有子:口腔粘膜病変.小児耳鼻咽喉科,小児耳鼻咽喉科学会(編).金原出版,東京,2017,pp2009-2012
2)佐久間孝久:アトラスさくま—小児咽頭所見.丸善プラネット,東京,2008
3)宮本昭彦・他:咽頭の所見(インフルエンザ濾胞)の意味と価値の考察.日大医誌72:11-18,2013
4)Bruning AHL, et al:Rapid tests for influenza, respiratory syncytial virus, and other respiratory viruses:a systematic review and meta-analysis. Clin Infect Dis 65:1026-1032, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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