フローチャートは流れ図とも呼ばれ,診断や治療の進め方を表す手法としても従来から汎用されてきた.今回は,耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域における各症候とその症候に関連する検査一覧から,いかに適切に診断を進めるべきか,またいかにその治療(対処)を行っていくかについてまとめたフローチャート集を企画した.
耳鼻咽喉科・頭頸部外科の診療上の問題解決において,フローチャートを作成する最も重要な意義は,診断および対処法に至る過程を視覚的に明確に表せることである.各項目の執筆者には「この症状から診断・治療はこう続く」としてフローチャートを示していただき,そのうえで,その症候に対する「問診・診察での留意点」「行うべき検査と疾患の鑑別のポイント」,さらには「各疾患への対処法」を解説するというフォーマットでまとめていただいた.
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科92巻5号
2020年04月発行
雑誌目次
増刊号 フローチャートと検査一覧で ひと目でわかる耳鼻咽喉科診療
序文 フリーアクセス
著者: 小川郁
ページ範囲:P.1 - P.1
1.耳科編
耳介腫脹—再発性多発軟骨炎,耳介血腫
著者: 小宗徳孝
ページ範囲:P.8 - P.12
ここを押さえておこう
●耳介腫脹の診断は,問診と視診・触診が非常に重要である.
●耳介腫脹から鑑別が必要になる全身疾患が存在する.
●治療介入の遅れが,耳介変形などの後遺症につながる.
耳瘙痒感—外耳道湿疹,外耳道真菌症
著者: 平海晴一
ページ範囲:P.13 - P.16
ここを押さえておこう
●耳瘙痒感で最も多いのは外耳道湿疹であり,患者が耳を触らないように指導することが最も重要である.
●外耳道真菌症は耳内の視診で診断するが,外耳道湿疹と鑑別しがたい場合もある.外耳道湿疹で皮膚バリアが破綻したのちに感染をきたしていることが多く,抗真菌薬局所投与で感染を制御したのちに外耳道湿疹の治療を行う.
●アレルギー性鼻炎など鼻腔や咽頭の疾患でも耳瘙痒感を訴えることがあり,耳内に異常所見がない場合はこれらの部位の診察も行う.
耳痛—外耳道炎,中耳炎,乳様突起炎
著者: 小林一女
ページ範囲:P.17 - P.21
ここを押さえておこう
●耳介の牽引痛の有無を確認する:急性発症の耳痛の原因で多い外耳道炎,中耳炎の鑑別ポイントである.外耳道炎は耳介を牽引すると痛みが増強するが,中耳炎は変化しない.
●外耳道,鼓膜所見をよく観察する:耳漏の有無,外耳道腫脹の有無,水疱の有無,鼓膜所見,耳後部の腫脹の有無を観察する.
●耳疾患以外でも耳痛を生じる:耳痛は耳疾患以外でも生じることを忘れずに.外耳道,鼓膜に所見がない場合は咽頭,扁桃,顎関節を観察する.
耳漏—髄液耳漏,悪性外耳道炎,真珠腫性中耳炎,好酸球性中耳炎,ANCA関連血管炎性中耳炎,外耳道・中耳悪性腫瘍,結核性中耳炎
著者: 三代康雄
ページ範囲:P.22 - P.27
ここを押さえておこう
●耳漏の性状:水様性耳漏の場合は髄液耳漏に注意する.
●鼓膜所見:耳漏が多い場合には洗浄し,正確な鼓膜所見を得る(電子内視鏡などで経時的変化を記録すると有用である).
●難治性の場合の鑑別疾患:悪性腫瘍,結核性中耳炎,ANCA関連血管炎性中耳炎,好酸球性中耳炎,真珠腫性中耳炎などが挙げられる.
先天性難聴—遺伝性難聴,症候群性難聴,ウイルス性難聴,中耳・内耳奇形
著者: 工穣
ページ範囲:P.28 - P.35
ここを押さえておこう
●新生児聴覚スクリーニングは,referとなっても滲出性中耳炎や正常例を含んでいるため,詳細な局所観察や聴性脳幹反応(ABR),聴性定常反応(ASSR)による精査が重要である.
●一方で,pass例でも成長に伴って遅発性に難聴を発症する例があるため,乳幼児健診や学校健診などの結果に留意する.
●先天性難聴の少なくとも60〜70%以上に遺伝子が関与していることが推測されているため,CTによる中耳・内耳奇形の精査後,難聴以外の症状の有無により,遺伝学的検査やウイルス検査などを行う.
急性難聴—突発性難聴,急性音響性難聴,薬剤性難聴,中耳外傷
著者: 太田有美
ページ範囲:P.36 - P.41
ここを押さえておこう
●純音聴力検査を行って難聴の種類,程度を把握するのは必須である.
●問診はきわめて重要である.発症のきっかけになるイベント(音響曝露,外傷など)の有無,薬剤使用の有無は必ず押さえておく.
●外耳道・鼓膜の所見をとり,耳垢栓塞や中耳炎がないかを確認しておく.
慢性難聴—薬剤性難聴,騒音性難聴,聴神経腫瘍,加齢性難聴,特発性感音難聴,耳硬化症
著者: 杉本賢文 , 曾根三千彦
ページ範囲:P.42 - P.46
ここを押さえておこう
●既往歴,薬歴,職歴のすべてを把握してこそ,慢性難聴の診断が可能となる.
●伝音難聴では耳硬化症,感音難聴では聴神経腫瘍の可能性を常に念頭において診察する必要がある.
●若年発症型両側性感音難聴は指定難病となった.
機能性難聴—心因性難聴,聴覚情報処理障害,学習障害
著者: 阪本浩一
ページ範囲:P.47 - P.52
ここを押さえておこう
●機能性難聴は,自覚症状を持つ場合,持たない場合の両方が存在する.その難聴は両側,片側,伝音性,感音性難聴のどんなパターンもありうる.そのため,小児ではもちろん,成人でも難聴を訴えるすべての症例において鑑別として考えるべき疾患である1).
●機能性難聴の鑑別診断には,歪成分耳音響放射(DP-OAE)検査が有用である.確定診断には聴性脳幹反応(ABR)検査,聴性定常反応(ASSR)検査を行う.
●機能性難聴の背景に,自覚症状に乏しい発達の遅れや凹凸を持つ児童・生徒が多い.聞き違い,聞き取りにくさを持つ児童も存在する.このなかに,聴覚情報処理障害や,読み書き困難をはじめとする学習障害を持った児童が含まれることがある2,3).
●児童・生徒の「しんどさ」が機能性難聴に現れているとも考えられ,そのサインを丁寧に汲み取って,必要な支援に繋げたい.
耳鳴・聴覚過敏—急性耳鳴,慢性耳鳴,無難聴性耳鳴,心因性疾患
著者: 細谷誠 , 神崎晶
ページ範囲:P.53 - P.58
ここを押さえておこう
●耳鳴・聴覚過敏の診断には問診が重要である.
●耳鼻咽喉科疾患以外の基礎疾患および精神疾患の除外が必要.
●慢性耳鳴・聴覚過敏に対しては,Tinnitus Retraining Therapyを検討する.
耳閉感—耳管狭窄症,滲出性中耳炎,急性低音障害型感音難聴
著者: 菅原一真 , 山下裕司
ページ範囲:P.60 - P.63
ここを押さえておこう
●耳閉感は小児が訴えることは少ない症状である.
●外耳・中耳疾患が多いが,内耳疾患や後迷路性疾患でも出現するため,これらの病態を念頭に置いた対応が必要となる.
●耳管狭窄性や滲出性中耳炎の原因疾患として上咽頭腫瘍が見つかることも多いため,耳管咽頭口の精査は必要である.
自声強聴—耳管開放症,感音難聴による補充現象,上半規管裂隙症候群
著者: 大島猛史
ページ範囲:P.64 - P.67
ここを押さえておこう
●自声強聴とは,自身の発する音声が耳に響いて聴こえる症状をいう.あるいは「割れて聴こえる」「こもって聴こえる」という表現もあり,同時に耳閉感を伴うことが少なくない.
●咽頭腔の音声が開放した耳管を介して直接的に中耳腔に到達することにより自声強聴は生じる.この発症機序からは耳管開放症を容易に想起できるし,実際に耳管開放症では自声強聴は患者を悩ます主症状となる.そのため,自声強聴を主訴とする患者を診察した場合に最初に考える疾患は,耳管開放症であろう.
●しかし,自声強聴は自声の伝わる2つの経路,気導および骨導のうち,急に骨導の伝導割合が大きくなった状態でも生じる1).例えば,急に外耳道が閉塞された状態である.さらに,感音難聴に伴う補充現象により自声強聴・聴覚過敏の訴えが出現する.
浮動性めまい—めまい症,加齢性めまい(加齢性平衡障害),中枢性めまい
著者: 肥塚泉
ページ範囲:P.68 - P.73
ここを押さえておこう
●めまいという症状を訴えるものの既存の診断基準に合致せず,各種平衡機能検査,画像検査,心理検査などで精査しても原因がはっきりしない場合,めまい症と診断される.近年,めまい症の一部あるいは多くが,慢性めまいを主訴とする機能性疾患である持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)である可能性が示されるようになった.SSRIの内服や前庭リハビリテーション,認知行動療法の有用性が報告されている.
●60歳以上で,少なくとも3か月以上持続するバランスの悪い姿勢または不安定性,歩行障害,慢性めまい,転倒の頻発などの慢性前庭症候のうち2つ以上を有し,軽度の両側性末梢性前庭機能障害を有しているものが,加齢性めまい(加齢性平衡障害)と診断される.前庭リハビリテーションが有用である.
●中枢性の原因で最も重要かつ見逃してはならないのは脳卒中(脳梗塞・脳出血)である.めまいという症状が前景に出る脳卒中は,脳幹または小脳の脳卒中である.これらが疑われたら早急にMRI拡散強調画像を撮影する.脳神経内科医あるいは脳外科医に診察を依頼する.
回転性めまい—良性発作性頭位めまい症,メニエール病,前庭神経炎,外リンパ瘻
著者: 森田由香
ページ範囲:P.74 - P.79
ここを押さえておこう
●回転性めまい発作をきたす3大疾患(良性発作性頭位めまい症,メニエール病,前庭神経炎)の特徴を理解する.
●問診で,発作誘因(外傷含む)の有無,聴覚症状の有無,発作持続時間,反復の有無を確認する.
●脳血管障害のリスクファクター(高齢,心疾患,高血圧,糖尿病など)や頭痛,顔面の知覚低下などの随伴症状に留意する.
起立性めまい(立ちくらみ)—自律神経障害(起立性低血圧),循環器疾患,脳神経疾患
著者: 山中敏彰
ページ範囲:P.80 - P.86
ここを押さえておこう
●起立性めまい,立ちくらみの原因疾患には,重篤性のある循環器疾患(不整脈,弁膜疾患など)や脳神経疾患(てんかん,椎骨脳底動脈循環不全,多系統萎縮症など)のほか,純粋自律神経不全に加え,耳鼻咽喉科医がよく遭遇する起立不耐症症候群〔起立性低血圧(OH)や体位性頻脈症候群(POTS)〕や内耳疾患などがある.
●起立性めまい症例に欠かせない検査に起立試験があり,OHやPOTSの評価に用いられる.収縮期圧が20mmHg以上,拡張期圧が10mmHg以上の低下幅を示すとOHと診断され,心拍数が30拍/分以上の持続的増加があればPOTSと判定される.
●OHによるめまいに対する治療には,生活指導(誘因の回避)や理学的療法などの非薬物療法と,薬物療法がある.まず非薬物療法を行い,効果が乏しい場合には薬物治療を追加する.血管収縮作用を有するミドドリン塩酸塩が第一選択薬として用いられる.
顔面神経麻痺—Bell麻痺,Hunt症候群,外傷性麻痺,顔面神経鞘腫
著者: 木村拓也 , 羽藤直人
ページ範囲:P.88 - P.93
ここを押さえておこう
●原因疾患は多岐に及んでおり,鑑別診断のためには詳細な問診,診察が肝要である.
●Bell麻痺,Hunt症候群が原因の多くを占めるが,生命予後にかかわる中枢性や悪性腫瘍によるものを常に念頭におきながら鑑別する.
●急性期,特に神経変性が完成する7〜10日目頃に重症度・予後診断を行い,それにより治療方針を決定する.
顔面痙攣—眼瞼痙攣,眼瞼ミオキミア,心因性,チック
著者: 小田桐恭子 , 濵田昌史
ページ範囲:P.94 - P.97
ここを押さえておこう
●特発性(一次性)片側性顔面痙攣の原因は,顔面神経根出口領域(root exit zone)での血管による圧迫説が有力であり(神経血管圧迫症候群),後下小脳動脈や脳底動脈などが責任血管となる.
●二次性顔面痙攣である顔面神経麻痺後遺症,腫瘍,血管奇形,眼瞼痙攣,眼瞼ミオキミアなどとの鑑別が重要であり,詳細な問診と診察でおおよその鑑別は可能であるが,確定診断にはMRI検査が必須である.
●治療については,内服薬による薬物療法の有効性は乏しいため,神経血管減圧術(いわゆるJannetta手術)が行われてきたが,近年,ボツリヌストキシン治療が急速に普及した.
2.鼻科編
両側性の鼻閉—急性鼻炎,慢性鼻炎,薬剤性鼻炎,萎縮性鼻炎,鼻茸
著者: 秋山貢佐
ページ範囲:P.100 - P.105
ここを押さえておこう
●両側性の鼻閉は非特異的な症状である.
●原因疾患が単一でない場合も少なくない.
●診断には問診と鼻内の観察がメインとなる.
両側性の鼻漏・後鼻漏—血管運動性鼻炎,アレルギー性鼻炎(花粉症・通年性),急性副鼻腔炎,慢性副鼻腔炎
著者: 細矢慶
ページ範囲:P.106 - P.113
ここを押さえておこう
●さまざまな原因により鼻汁の粘液量が増加した場合に生じる症状を鼻漏という.
●後鼻漏を主訴とする2大疾患は,慢性鼻副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎である.
●症状・所見・検査から適切に診断し,その重症度に準じた治療を行う.
片側性の鼻閉—鼻中隔彎曲症,鼻弁狭窄症,後鼻孔ポリープ,鼻腔異物
著者: 細川悠
ページ範囲:P.114 - P.118
ここを押さえておこう
●片側性鼻閉には鼻腔形態異常が隠れている.
●片側性鼻閉患者の鼻副鼻腔には必ず何かが起きている,と考える.
●多くは問診,視診,触診のみで診断可能で,CT,MRIなどの画像検査は鑑別疾患の除外目的に行うことが多い.
●比較的容易に診断可能であるが,診察方法を誤ると的確な治療法へつなげられずpitfallとなる.
片側性の鼻漏・後鼻漏—歯性上顎洞炎,副鼻腔真菌症,片側性副鼻腔炎,髄液鼻漏
著者: 月舘利治
ページ範囲:P.119 - P.125
ここを押さえておこう
●鼻漏・後鼻漏は鼻腔という局所的な部位の症状ではあるが,日常の診療で遭遇するものの多くは両側性であり,アレルギー性鼻炎,感冒など全身的要因の一症状である.一方,片側性の鼻漏・後鼻漏は,何らかの局所的要因が潜んでいることを示唆している.
●したがって,診断においても,血液検査などの全身的要因に対する検査よりも局所的要因の検査が中心となる.また,重篤な疾患が含まれるので,通常の両側性鼻漏・後鼻漏の場合よりも一歩踏み込んで診察や検査を組んでいくことが必要である.
嗅覚低下・嗅覚脱失—感冒後嗅覚障害,薬剤性嗅覚障害,外傷後嗅覚障害,神経変性疾患,好酸球性副鼻腔炎,呼吸上皮腺腫様過誤腫
著者: 菊田周
ページ範囲:P.132 - P.137
ここを押さえておこう
●嗅覚障害は気導性,嗅神経性,中枢性の3つに分類される.
●問診,鼻内視鏡検査,画像所見によって病態を推定する.
●嗅覚検査によって嗅覚障害の程度や予後を推定する.
異嗅症・悪臭症—異嗅症,嗅覚過敏,悪臭症,幻臭
著者: 鄭雅誠 , 森恵莉
ページ範囲:P.138 - P.141
ここを押さえておこう
●嗅覚障害は量的障害と質的障害に分類され,異嗅症は質的障害の代表的なものであり,さらに刺激性異嗅症と自発性異嗅症に分けられる1).これらの異嗅症は単独で生じることは少なく,量的障害とともに生じ,刺激性異嗅症は感冒後嗅覚障害,自発性異嗅症は外傷後嗅覚障害に合併することが多い.
●その他の質的障害には嗅盲,嗅覚過敏,悪臭症,自己臭症,幻臭,鉤回発作などがある.
●治療は異嗅症の原因に応じてすることとなり,原因の多くを占める感冒後や外傷性嗅覚障害に対しては有効な治療法がなかったが,近年では嗅覚刺激療法が有効である可能性が報告2)されている.また嗅覚過敏,自己臭症などは心因性の要素があることも多く,心療内科への相談も検討が必要である.悪臭症は副鼻腔炎や扁桃炎によるものであり,原疾患の治療を行う.
視力・眼球運動障害—鼻性視神経障害,視神経管骨折,眼窩壁骨折,眼窩内腫瘍,鞍内・傍鞍部腫瘍
著者: 宮本康裕
ページ範囲:P.142 - P.147
ここを押さえておこう
●視力障害,眼球運動障害の発生機序を理解する.
●視神経障害を疑った際には対光反応の確認が有用である.
●視力障害が急速に進行する症例では早期の手術を念頭に置く必要がある.
鼻出血—オスラー病,多発血管炎性肉芽腫症,血液疾患,高血圧,薬剤性鼻出血,特発性鼻出血
著者: 加納康太郎
ページ範囲:P.148 - P.152
ここを押さえておこう
●鼻出血は耳鼻咽喉科領域でよく診る救急疾患の1つであり,大半が誘因のない特発性鼻出血である.しかし,そのなかに稀ではあるが見逃してはならない疾患が存在する.
●時として止血が得られた時点で満足し,精査を怠ってしまうことで,その原因となる疾患を見逃す危険性がある.
●止血処置を行いながら,効率よく問診・身体診察を行い,疑わしい鼻出血に対しては精査を進めていくことで,その背景にある疾患を早期に発見することが必要となる.
3.口腔・咽喉頭編
急性の口腔・咽喉頭の痛み—A群溶連菌感染症,伝染性単核球症,単純ヘルペスウイルス感染症,ヘルパンギーナ,梅毒,結核,ワンサンアンギーナ,上咽頭炎,口内炎,舌炎
著者: 余田敬子
ページ範囲:P.154 - P.164
ここを押さえておこう
●急性の口腔・咽喉頭の痛みを訴える患者に対して,対応の遅れが致命的となりうる緊急疾患(本号の「呼吸困難」の項を参照)の可能性がないか,まず見極める.
●急性の口腔・咽喉頭の痛みは,common coldとしてのありふれた咽喉頭炎から,特殊感染症,自己免疫疾患など頻度が少ないものまで,さまざまな原因で生じることを念頭に置いて診察する.
●診断に迷った際の抗菌薬やステロイド剤の安易な投与は,かえって診断を難しくする場合があるので注意する.
難治性の口腔・咽喉頭の痛み—真菌症,扁平苔癬,ベーチェット病,クローン病,尋常性天疱瘡
著者: 坂東伸幸
ページ範囲:P.165 - P.169
ここを押さえておこう
●難治性の口腔・咽喉頭の痛みを訴えた場合,痛みの部位,性状,経過を聞いたうえで,口腔・咽喉頭を隈なく観察する.
●全身疾患の一病変として現れるものがあるため,皮膚症状,眼症状,消化器症状の有無や既往について詳細に問診する.
●悪性病変の除外につとめ,漫然と経過をみるのではなく,適切に細菌検査や病理検査を行い,治療を進めていく.
味覚障害—亜鉛欠乏症,鉄欠乏症,ビタミンB12・葉酸欠乏,薬剤性味覚障害,医原性味覚障害,特発性味覚障害
著者: 任智美
ページ範囲:P.170 - P.174
ここを押さえておこう
●味覚障害の障害部位を,受容器,末梢神経,中枢神経(疾患性,機能異常),心因性,口腔乾燥などの伝達障害に分けて考える.
●味覚機能検査は煩雑な一面をもつため,自覚症状と一致しない場合,安定しない場合は再施行,または全口腔法などを施行し,総合的に味覚機能を評価する.
●受容器障害は微量元素・ビタミンなどの欠乏の有無をチェックし,不足があれば補充療法を行う.
●訴えは味覚異常でも舌痛症に病態や治療法が類似した自発性異常味覚が存在するため,口腔異常感症に準じた対応が必要となる.
口腔乾燥感—口腔乾燥症,シェーグレン症候群
著者: 高野賢一
ページ範囲:P.176 - P.179
ここを押さえておこう
●超高齢社会にあって口腔乾燥症の患者数は増加傾向で,その原因も多彩である.
●口腔乾燥感をきたす原因として,唾液腺機能障害,代謝性・全身性疾患,神経性,薬剤性,機能性・心因性に大別されるが,原因は1つでなく複数あることも少なくない.
●詳細な病歴聴取,唾液分泌機能検査,血液検査,画像検査,病理組織検査を組み合わせて原因を見極め,適切な治療法を選択していく.
構音障害—器質性構音障害(舌小帯短縮症,口唇口蓋裂,口腔・咽頭腫瘍),運動障害性構音障害(神経筋疾患,脳血管障害,脳腫瘍),機能性構音障害,言語発達遅延・聴覚障害に伴う構音障害
著者: 二藤隆春
ページ範囲:P.180 - P.185
ここを押さえておこう
●構音障害とは,声帯で生成された喉頭原音を,声道の形態を変化させて言語音に変換する動作の異常であり,原因と病態により,器質性構音障害,運動障害性構音障害,機能性構音障害に分類される.
●発音の不明瞭さを主訴に外来受診する患者には,原疾患の診断・治療後である場合とそうでない場合があり,後者では神経筋疾患,粘膜下口蓋裂,機能性構音障害などを見逃さないようにする.
●通常の診察で異常が確認されなくても,患者の訴えがある限り,言語聴覚士による精査や専門科による原因検索につなげる.
●鼻咽腔閉鎖不全による共鳴障害(開鼻声)と子音の歪みも併存することが多く,一緒に評価する.
呼吸困難—急性喉頭蓋炎,急性扁桃炎,扁桃周囲膿瘍,深頸部膿瘍,突発性血管性浮腫,再発性多発軟骨炎,喉頭内損傷,気管狭窄,喉頭気管異物,口腔アレルギー症候群,ポリープ様声帯
著者: 岩田義弘 , 楯谷一郎
ページ範囲:P.186 - P.196
ここを押さえておこう
●急速または準緊急的に進行する呼吸困難の症例を鑑別する.
●原因は感染症,免疫性疾患,異物など多岐にわたる.
●呼吸困難と同時にみられる疼痛の部位や強さの進行程度を把握しながら狭窄部位:原因を判断する.
●バイタルサインのモニターを行い,気道確保のタイミングを誤らないようにする.
●炎症を主体とする疾患を中心に考えた場合,疼痛を生じる場合が多く,疼痛の発生時期と呼吸困難の発症時期が治療選択の基準となる.
●咽頭の所見と疼痛の程度の比較が重要である.
いびき—閉塞性睡眠時無呼吸,中枢性無呼吸,いびき症
著者: 中田誠一
ページ範囲:P.197 - P.203
ここを押さえておこう
●いびきとは,いびき→上気道抵抗症候群→閉塞性睡眠時無呼吸(obstructive sleep apnea:OSA)という,上気道が閉塞していく過程で起こる睡眠呼吸障害の一番軽いタイプであると考える.
●OSAか,いびき症かの鑑別は,夜間睡眠中の終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査で,無呼吸低呼吸指数(apnea hypopnea index:AHI)が5以上か5未満であるかによる.
●いびきに関しての治療は,原因となる危険因子が肥満であるならば,それを体重減量指導でとりのぞき,ほかには側臥位睡眠,口腔内歯科装具を試す.OSAを合併し,AHIが20以上で,いびきをとりのぞきたいという気持ちが強ければ,持続気道陽圧療法(continuous positive airway pressure:CPAP)を行うという考え方もある.手術治療は閉塞部位に応じて鼻手術,口蓋垂軟口蓋咽頭形成術,高周波治療装置などを考える.
音声障害(嗄声)—声帯ポリープ,声帯結節,ポリープ様声帯,声帯溝症,声帯麻痺,痙攣性発声障害,筋緊張性発声障害,心因性発声障害
著者: 杉山庸一郎 , 金子真美 , 平野滋
ページ範囲:P.204 - P.212
ここを押さえておこう
●音声障害の鑑別には喉頭内視鏡検査,ストロボスコピーが最も重要である.
●声帯運動障害の原因検索あるいは病態把握のためには,CT,MRIなどの画像検査に加えて喉頭筋電図検査が有用である.
●機能性発声障害は,音声タスクなどを用いて特徴的な発声動態を観察することが診断のために重要であり,それぞれの病態に応じた音声治療を行う必要がある.
咽喉頭異常感—咽喉頭異常感症,胃食道(咽喉頭酸)逆流症,喉頭アレルギー,茎状突起過長症
著者: 折舘伸彦
ページ範囲:P.213 - P.217
ここを押さえておこう
●異常感の訴えは主観的なものであり,「のどがイガイガする」「何か異物があるような感じがある」「何となくつまった感じがする」というものが多く,症状の特徴として痛みを伴わないこと,食事により症状が改善すること,摂食時の嚥下では自覚されないことなどがある.
●症状は間欠的であったり持続的であったりさまざまで,自然経過によって症状の増悪・改善がみられることもある.
●問診・視診・頸部触診・喉頭ファイバースコープ検査まで行って,訴えに見合うような器質的病変(腫瘍性病変,慢性咽喉頭炎,口腔内乾燥,後鼻漏など)を見出せないときには,咽喉頭異常感症という病名がつけられる.有病率は不明であるが,外来患者の5〜10%を占めるとの報告もある.
●咽喉頭異常感を惹起する疾患が多彩であること,診断法が確立されていないこと,実臨床上は除外診断であることから,器質的疾患を見逃さないように留意すること,器質的疾患が除外された場合には十分に説明して安心させること,が重要である.
嚥下障害—下位脳神経麻痺,脳血管障害,神経筋疾患,加齢に伴う嚥下障害
著者: 上羽瑠美
ページ範囲:P.218 - P.227
ここを押さえておこう
●嚥下の各期(認知期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期)が,さまざまな原因で障害されることにより嚥下障害を生じる.
●嚥下障害は原因疾患により障害のされ方が異なる.腫瘍や炎症,狭窄などによる器質的障害と,神経筋疾患や脳卒中などによる機能的障害がある.機能的嚥下障害の評価では,原因となりうる疾患でどのような嚥下障害が生じるかをあらかじめ理解しておく必要がある.
●脳神経障害(特に下位脳神経麻痺)を評価し,神経学的評価と患者の全身所見から嚥下障害の原因疾患を推測することがポイントである.
頸部腫脹—深頸部膿瘍・降下性縦隔炎,頸部リンパ節炎,頸部リンパ節結核,亜急性壊死性リンパ節炎,頸部放線菌症
著者: 渡辺哲生
ページ範囲:P.228 - P.233
ここを押さえておこう
●頸部腫脹をみた際に,腫脹か腫瘤かを鑑別する.
●腫脹であれば炎症性病変を主に考える.
●腫瘤であれば先天性・発育異常,炎症,腫瘍,外傷を考える.
頸部腫瘤—正中頸囊胞,側頸囊胞,リンパ管腫,神経鞘腫,頸動脈小体腫瘍
著者: 片桐克則
ページ範囲:P.234 - P.237
ここを押さえておこう
●ここでは正中頸囊胞,側頸囊胞,リンパ管腫(囊胞状リンパ管腫),神経鞘腫,頸動脈小体腫瘍について述べるが,頸部腫瘤については,癌のリンパ節転移や悪性リンパ腫など悪性疾患の鑑別が最も重要である.
●これら頸部腫瘤性疾患については細胞診による診断確定は困難なことが多く,臨床症状,経過,画像検査から診断・診療を進めていく必要がある.
●良性の腫瘤であれば,治療は手術による後遺障害も考慮し,年齢,症状などにより総合的に検討する.
甲状腺腫脹—急性化膿性甲状腺炎,亜急性甲状腺炎,慢性甲状腺炎,バセドウ病
著者: 星川広史
ページ範囲:P.238 - P.241
ここを押さえておこう
●急性・亜急性炎症の場合は,発熱,痛み,腫脹など症状が明確な場合が多い.
●慢性甲状腺炎では症状が不定愁訴的な訴え(食欲低下,めまい,うつ傾向など)の場合があるので,常に念頭に置いておく.
●バセドウ病では,動悸,発汗,体重減少など自覚症状が比較的明瞭なことが多い.
●体格によって触診の難易度は異なるが,診断の第一歩であるため丁寧に行う.
唾液腺腫脹—流行性耳下腺炎,急性化膿性唾液腺炎,唾石症,IgG4症候群,木村氏病(軟部好酸球肉芽腫症)
著者: 岩井大
ページ範囲:P.242 - P.249
ここを押さえておこう
唾液腺を構成する組織は多彩であり,したがって病変も多様である.発生母地を考慮しつつ,各疾患の診断を行う.
●唾液腺実質では,腫瘍,唾液腺症がある.
●排泄管では,唾石,細菌の上行感染,拡張症,囊胞がある.
●血管(血液,白血球)からでは,ムンプスウイルス感染,サルコイドーシス,木村氏病,悪性リンパ腫,自己免疫性疾患が挙げられる.
4.頭頸部腫瘍編
鼻副鼻腔腫瘍—内反性乳頭腫,若年性血管線維腫,線維性骨異形成症,多発血管炎性肉芽腫症,扁平上皮癌,嗅神経芽細胞腫,悪性黒色腫
著者: 森下裕之 , 小林正佳
ページ範囲:P.252 - P.258
ここを押さえておこう
●鼻副鼻腔腫瘍を診断するためのポイントは,まず問診や診察,鼻内内視鏡検査で悪性疾患であるかどうかを推定することである.続いて造影CT,MRI,生検,血液生化学検査などの検査を順次予定していく必要がある.
●それぞれの検査の特徴を理解しておくことは,疾患の術前診断と治療方針決定のために重要である.
口腔腫瘍—白板症,口腔癌,がま腫,粘液囊腫
著者: 松本文彦
ページ範囲:P.260 - P.265
ここを押さえておこう
●悪性腫瘍を見逃さない.
●問診で喫煙歴などの悪性腫瘍のリスク因子・背景を聴取する.
●痛みなどの症状,経過から悪性腫瘍の可能性を推測する.
●時として痛みを伴い困難なこともあるが,触診を必ず行う.
上咽頭腫瘍—Tornwaldt病,上咽頭癌
著者: 脇坂尚宏 , 吉崎智一
ページ範囲:P.266 - P.270
ここを押さえておこう
●上咽頭は軟口蓋より上方,かつ後鼻孔の後方に位置し,観察しにくい.そのため,上咽頭の疾患が疑われる場合は鼻咽頭ファイバースコープによる観察を行う.
●上咽頭癌の初発症状は日常診療で耳鼻咽喉科医が遭遇するものである.症状が遷延する場合は上咽頭癌をはじめとする上咽頭の疾患も念頭におく.
●上咽頭癌は他の頭頸部癌と比較して転移しやすく,頸部・遠隔転移などを想定した全身的な検索が必要である.
中咽頭腫瘍—p16陽性・陰性中咽頭癌,悪性リンパ腫
著者: 家根旦有
ページ範囲:P.271 - P.275
ここを押さえておこう
●中咽頭腫瘍(p16陽性・陰性中咽頭癌,悪性リンパ腫)の鑑別は,生検による病理診断が重要である.
●p16陽性中咽頭癌とp16陰性中咽頭癌はTNM分類でそれぞれ独立して分類されている.
●p16陽性中咽頭癌は予後良好であるが,現在のところp16陽性・陰性は区別せず治療を行うことが原則である.
下咽頭・頸部食道腫瘍—下咽頭癌,頸部食道癌
著者: 有泉陽介
ページ範囲:P.276 - P.281
ここを押さえておこう
●下咽頭癌と頸部食道癌は飲酒・喫煙が発癌の危険因子であり,特に飲酒により顔面が発赤する「フラッシャー」はハイリスクである.
●数か月前からの頸部腫瘤や咽喉頭異物感があり上記危険因子を有する症例は,下咽頭癌や頸部食道癌の可能性が高い.
●局所進行下咽頭癌に対する標準治療は,下咽頭・喉頭全摘術と化学放射線療法である.下咽頭表在癌では経口的切除術や放射線単独治療が行われる.一方,頸部食道癌は耳鼻咽喉科・頭頸部外科と食道外科でやや治療戦略が異なる.標準治療の確立は今後の課題である.
喉頭腫瘤—喉頭アミロイドーシス,喉頭血管腫,喉頭乳頭腫,喉頭肉芽腫,喉頭白板症,喉頭癌
著者: 栗田卓 , 梅野博仁
ページ範囲:P.282 - P.287
ここを押さえておこう
●各疾患に対する内視鏡所見の特徴を押さえるとともに,既往歴・生活歴などの把握を怠らない.
●進行癌や保存的治療が優先される肉芽腫や乳児血管腫を除き,治療は一般的にtransoral laser microsurgeryである.
●手術は病変の完全切除と術後の喉頭機能の両方を意識して行う.
頸部リンパ節腫脹(癌リンパ節転移疑い)—原発不明癌頸部リンパ節転移
著者: 浅田行紀
ページ範囲:P.288 - P.293
ここを押さえておこう
●原発不明癌頸部リンパ節転移は必要な検査を行ったにもかからわず原発巣を見つけられない癌を指す.
●詳細な問診,リンパ節腫脹の部位,病理診断などから原発巣を推定し,内視鏡検査や画像診断などを加え系統立った検査を行い,原発不明癌を減らすことが大切である.
●原発不明癌であった場合は手術(頸部郭清術)に加え,術後治療を行うことが中心となる.一般的には原発不明癌頸部リンパ節転移の予後は良好である.
甲状腺腫瘍—腺腫様甲状腺腫,濾胞腺腫,乳頭癌,濾胞癌,髄様癌,低分化癌,未分化癌,甲状腺悪性リンパ腫,副甲状腺腫瘍
著者: 辻裕之 , 下出祐造
ページ範囲:P.294 - P.300
ここを押さえておこう
●良性,悪性を含め,多くの腫瘍が発生する甲状腺や副甲状腺はかけがえのない内分泌臓器であり,過不足のない治療が求められる.
●最近,2018年に『甲状腺腫瘍診療ガイドライン』(以下,ガイドライン2018)が改訂された1).
●治療においては分子標的薬が登場し,内視鏡下甲状腺手術が保険収載された.
唾液腺腫瘍—多形腺腫,Warthin腫瘍,粘表皮癌,腺癌,唾液腺導管癌,腺様囊胞癌,MTX関連リンパ増殖性疾患,MALTリンパ腫
著者: 大月直樹
ページ範囲:P.301 - P.309
ここを押さえておこう
●増大傾向,圧痛,顔面神経麻痺,頸部リンパ節腫大があれば悪性を念頭に置く.
●穿刺吸引細胞診は陽性的中率が高いが,組織型の診断までは難しい.
●臨床経過,細胞診所見,画像検査を組み合わせて総合的に判断する.
--------------------
目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.2 - P.5
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.311 - P.311
あとがき フリーアクセス
ページ範囲:P.312 - P.312
基本情報

バックナンバー
96巻13号(2024年12月発行)
特集 内視鏡下鼻副鼻腔手術—基本とコツで上手くなる
96巻12号(2024年11月発行)
特集 必携! 救急対応・手技マニュアル
96巻11号(2024年10月発行)
特集 頭頸部がん薬物療法—プロに学ぶ最善の選択
96巻10号(2024年9月発行)
特集 伝えたい レジェンドによる耳科診療の極意
96巻9号(2024年8月発行)
特集 嗅覚診療最前線
96巻8号(2024年7月発行)
特集 必携! 唾液腺診療 虎の巻
96巻7号(2024年6月発行)
特集 他科はこう診る! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の症候
96巻6号(2024年5月発行)
特集 上手にやろう 外来処置と小手術
96巻5号(2024年4月発行)
増刊号 ランドマークはこれだ! 局所解剖アトラス〔特別付録Web動画〕
96巻4号(2024年4月発行)
特集 頭頸部がん診療のControversy
96巻3号(2024年3月発行)
特集 顔面神経麻痺—治癒への10の鍵
96巻2号(2024年2月発行)
特集 実践! 花粉症治療マニュアル2024
96巻1号(2024年1月発行)
特集 伝音難聴を克服する 一歩進んだ診断と手術・人工聴覚器の適応の見極め
95巻13号(2023年12月発行)
特集 めざせ! 一歩進んだ周術期管理
95巻12号(2023年11月発行)
特集 嚥下障害の手術を極める! プロに学ぶコツとトラブルシューティング〔特別付録Web動画〕
95巻11号(2023年10月発行)
特集 必見! エキスパートの頸部郭清術〔特別付録Web動画〕
95巻10号(2023年9月発行)
特集 達人にきく! 厄介なめまいへの対応法
95巻9号(2023年8月発行)
特集 小児の耳鼻咽喉・頭頸部手術—保護者への説明のコツから術中・術後の注意点まで〔特別付録Web動画〕
95巻8号(2023年7月発行)
特集 真菌症—知っておきたい診療のポイント
95巻7号(2023年6月発行)
特集 最新版 見てわかる! 喉頭・咽頭に対する経口手術〔特別付録Web動画〕
95巻6号(2023年5月発行)
特集 神経の扱い方をマスターする—術中の確実な温存と再建
95巻5号(2023年4月発行)
増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル
95巻4号(2023年4月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群の診療エッセンシャル
95巻3号(2023年3月発行)
特集 内視鏡所見カラーアトラス—見極めポイントはここだ!
95巻2号(2023年2月発行)
特集 アレルギー疾患を広く深く診る
95巻1号(2023年1月発行)
特集 どこまで読める? MRI典型所見アトラス
94巻13号(2022年12月発行)
特集 見逃すな!緊急手術症例—いつ・どのように手術適応を見極めるか
94巻12号(2022年11月発行)
特集 この1冊でわかる遺伝学的検査—基礎知識と臨床応用
94巻11号(2022年10月発行)
特集 ここが変わった! 頭頸部癌診療ガイドライン2022
94巻10号(2022年9月発行)
特集 真珠腫まるわかり! あなたの疑問にお答えします
94巻9号(2022年8月発行)
特集 帰しちゃいけない! 外来診療のピットフォール
94巻8号(2022年7月発行)
特集 ウイルス感染症に強くなる!—予防・診断・治療のポイント
94巻7号(2022年6月発行)
特集 この1冊ですべてがわかる 頭頸部がんの支持療法と緩和ケア
94巻6号(2022年5月発行)
特集 外来診療のテクニック—匠に学ぶプロのコツ
94巻5号(2022年4月発行)
増刊号 結果の読み方がよくわかる! 耳鼻咽喉科検査ガイド
94巻4号(2022年4月発行)
特集 CT典型所見アトラス—まずはここを診る!
94巻3号(2022年3月発行)
特集 中耳・側頭骨手術のスキルアップ—耳科手術指導医をめざして!〔特別付録Web動画〕
94巻2号(2022年2月発行)
特集 鼻副鼻腔・頭蓋底手術のスキルアップ—鼻科手術指導医をめざして!〔特別付録Web動画〕
94巻1号(2022年1月発行)
特集 新たに薬事承認・保険収載された薬剤・医療資材・治療法ガイド
93巻13号(2021年12月発行)
特集 頭頸部の再建をマスターする!〔特別付録Web動画〕
93巻12号(2021年11月発行)
特集 必読!メニエール病の新分類とその周辺疾患
93巻11号(2021年10月発行)
特集 手術道具・材料はこう使う!—プロに学ぶ基本とコツ〔特別付録Web動画〕
93巻10号(2021年9月発行)
特集 知っておきたい 効果的なリハビリテーション〔特別付録Web動画〕
93巻9号(2021年8月発行)
特集 副腎皮質ステロイド—どこに注意し,どう使う?
93巻8号(2021年7月発行)
特集 小児難聴を究める!
93巻7号(2021年6月発行)
特集 必見!頭頸部がんのあたらしい治療
93巻6号(2021年5月発行)
特集 遠隔医療の“いま”と“これから”〔特別付録Web動画〕
93巻5号(2021年4月発行)
増刊号 術前画像と術中解剖—カンファレンスで突っ込まれないための知識〔特別付録Web動画〕
93巻4号(2021年4月発行)
特集 あたらしい聴覚・平衡機能検査の見方と臨床応用
93巻3号(2021年3月発行)
特集 カラーアトラス 基本から学ぶ病理組織の見方
93巻2号(2021年2月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症—備え,守り,治す
93巻1号(2021年1月発行)
特集 好酸球性副鼻腔炎up-to-date—病態解明と最適な治療をめざして
92巻13号(2020年12月発行)
特集 カラー術中写真でよくわかる 達人による頭頸部がん拡大切除
92巻12号(2020年11月発行)
特集 漢方医学入門—耳鼻咽喉科で漢方薬を使いこなす
92巻11号(2020年10月発行)
特集 Voiceを診る—音声障害を知ろう!〔特別付録Web動画〕
92巻10号(2020年9月発行)
特集 今さら聞けない自己免疫疾患の基礎知識
92巻9号(2020年8月発行)
特集 唾液腺腫瘍の診療最前線
92巻8号(2020年7月発行)
特集 エキスパートに学ぶ手術記録の描き方
92巻7号(2020年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の外傷を診る!—初期対応から根治療法まで
92巻6号(2020年5月発行)
特集 高齢者のめまいを治す
92巻5号(2020年4月発行)
増刊号 フローチャートと検査一覧で ひと目でわかる耳鼻咽喉科診療
92巻4号(2020年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科医が知っておくべきワクチン医療
92巻3号(2020年3月発行)
特集 頸部エコーを使いこなす—描出のコツと所見の読み方〔特別付録web動画〕
92巻2号(2020年2月発行)
特集 カラーアトラス 口腔・咽頭粘膜疾患—目で見て覚える鑑別ポイント
92巻1号(2020年1月発行)
特集 補聴器と人工聴覚器の最前線2020
91巻13号(2019年12月発行)
特集 舌がん・口腔がん治療の最前線〔特別付録web動画〕
91巻12号(2019年11月発行)
特集 診療で役に立つ味覚・嗅覚障害の知識
91巻11号(2019年10月発行)
特集 進化する経外耳道的内視鏡下耳科手術(TEES)—エキスパートに学ぶスタンダードな手術手技〔特別付録web動画〕
91巻10号(2019年9月発行)
特集 嚥下障害を診る!—プロに学ぶ実践スキル
91巻9号(2019年8月発行)
特集 内視鏡下鼻副鼻腔手術—エキスパートに学ぶスタンダードな手術手技(特別付録web動画)
91巻8号(2019年7月発行)
特集 耳管診療の手引き—基本から最新治療まで
91巻7号(2019年6月発行)
特集 甲状腺腫瘍の診療最前線
91巻6号(2019年5月発行)
特集 細菌感染に立ち向かう—抗菌薬使用の新常識
91巻5号(2019年4月発行)
増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法
91巻4号(2019年4月発行)
特集 初診時に必要十分な 問診・検査オーダー虎の巻
91巻3号(2019年3月発行)
特集 一側性難聴の現状とその対応
91巻2号(2019年2月発行)
特集 ここまできた! 頭頸部希少癌の治療戦略
91巻1号(2019年1月発行)
特集 役に立つ! アレルギー診療の最新情報
90巻13号(2018年12月発行)
特集 扁桃診療最前線—扁桃を取り巻く諸問題
90巻12号(2018年11月発行)
特集 見逃してはならない耳鼻咽喉科疾患—こんな症例には要注意!
90巻11号(2018年10月発行)
特集 今さら聞けないかぜ診療のABC
90巻10号(2018年9月発行)
特集 どこが変わった頭頸部癌診療ガイドライン
90巻9号(2018年8月発行)
特集 知っておきたい顎顔面形成外科の知識
90巻8号(2018年7月発行)
特集 知っておきたい遺伝学的検査と遺伝外来ABC
90巻7号(2018年6月発行)
特集 知っておきたい麻酔の知識
90巻6号(2018年5月発行)
特集 目からウロコ 内視鏡時代の臨床解剖
90巻5号(2018年4月発行)
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
90巻4号(2018年4月発行)
特集 基本診察・処置・手術のABC
90巻3号(2018年3月発行)
特集 頭頸部癌に対する薬物療法—最新情報
90巻2号(2018年2月発行)
特集② 知っておきたい眼科疾患の知識
90巻1号(2018年1月発行)
特集 こんなときどうする? 術中・術後のトラブル対応
89巻13号(2017年12月発行)
特集 どこが変わった頭頸部がんTNM分類
89巻12号(2017年11月発行)
特集 知っておきたい難治性副鼻腔疾患の診療
89巻11号(2017年10月発行)
特集② 知っておきたい耳鼻咽喉科の在宅医療
89巻10号(2017年9月発行)
特集 レーザー治療の最前線—コツとピットフォール
89巻9号(2017年8月発行)
特集 自宅でできるリハビリテーションのレシピ
89巻8号(2017年7月発行)
特集 ここが知りたい! 高齢化時代の頭頸部がん診療
89巻7号(2017年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科で診る睡眠障害
89巻6号(2017年5月発行)
特集 抗菌薬を使いこなす
89巻5号(2017年4月発行)
増刊号 臨床力UP! 耳鼻咽喉科検査マニュアル
89巻4号(2017年4月発行)
特集 内視鏡手術の上達ポイント
89巻3号(2017年3月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科—診療のポイント
89巻2号(2017年2月発行)
特集 こどもの上手な診かた
89巻1号(2017年1月発行)
特集 めまい診療のNew Trend
88巻13号(2016年12月発行)
特集 聴神経腫瘍診療のNew Concept
88巻12号(2016年11月発行)
特集 外来に必須! 外用薬の上手な使い方
88巻11号(2016年10月発行)
特集 頸部郭清術のNew Concept
88巻10号(2016年9月発行)
特集 外リンパ瘻診療の新しい展開
88巻9号(2016年8月発行)
特集 頸部腫瘤を見極める
88巻8号(2016年7月発行)
特集 もう困らない! 異物摘出マニュアル
88巻7号(2016年6月発行)
特集 顔面神経麻痺—新たな展開
88巻6号(2016年5月発行)
特集 いまさら聞けない聴覚検査のABC
88巻5号(2016年4月発行)
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
88巻4号(2016年4月発行)
特集 嚥下障害の完全マスター
88巻3号(2016年3月発行)
特集 新しい指定難病制度を理解する
88巻2号(2016年2月発行)
特集② がん免疫療法のブレイクスルー—免疫チェックポイント阻害薬
88巻1号(2016年1月発行)
特集 小児の中耳炎を究める
87巻13号(2015年12月発行)
特集 漢方薬を使いこなす
87巻12号(2015年11月発行)
特集 これだけは知っておこう—鼻出血への対応法
87巻11号(2015年10月発行)
特集 心へのアプローチ—心療耳鼻咽喉科外来
87巻10号(2015年9月発行)
特集 長引く咳を診る
87巻9号(2015年8月発行)
特集② 今また結核を見直す
87巻8号(2015年7月発行)
特集② 味と味覚障害の最前線
87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射