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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科92巻5号

2020年04月発行

増刊号 フローチャートと検査一覧で ひと目でわかる耳鼻咽喉科診療

1.耳科編

慢性難聴—薬剤性難聴,騒音性難聴,聴神経腫瘍,加齢性難聴,特発性感音難聴,耳硬化症

著者: 杉本賢文1 曾根三千彦1

所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科頭頸部・感覚器外科学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.42 - P.46

文献概要

ここを押さえておこう

●既往歴,薬歴,職歴のすべてを把握してこそ,慢性難聴の診断が可能となる.

●伝音難聴では耳硬化症,感音難聴では聴神経腫瘍の可能性を常に念頭において診察する必要がある.

●若年発症型両側性感音難聴は指定難病となった.

参考文献

1)和田哲郎:騒音性難聴の最近の知見(疫学,基礎など).日耳鼻120:252-253,2017
2)村上信五:聴神経腫瘍-診断と治療の変遷.Equilibrium Res 78:148-156,2019
3)村上信五:聴神経腫瘍の診断と治療.日耳鼻122:158-160,2019
4)内田育恵:加齢性難聴患者へのアドバイス.日耳鼻116:1144-1145,2013
5)宇佐美真一:若年発症型両側性感音難聴およびアッシャー症候群.日耳鼻121:1214-1217,2018
6)尾尻博也:耳硬化症(otosclerosis)の画像所見と臨床.耳展47:66-69,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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