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あとがき
著者: 小川郁
所属機関:
ページ範囲:P.96 - P.96
文献購入ページに移動 新年明けましておめでとうございます。2021年の記念すべき第1号のあとがきを担当することになりました。2020年は様々な意味で大変な変換の年となりました。皆様はどのような気持ちで新しい年をお迎えになっていますでしょうか。100年に一度といわれる新型コロナウイルスパンデミックとの戦いのさなか,2011年に刊行した本誌増刊号「耳鼻咽喉科感染症の完全マスター」で感染症の歴史をまとめて「スペイン風邪」を話題にしたことを思いだしました。ぜひ,本年は希望に満ちた輝かしい年になることを期待したいと思います。
さて,ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)は,開発分野における国際社会共通の目標で,2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言をもとにまとめられましたが,その後継として,2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)がにわかに注目を集めています。SDGsは国連加盟193か国が2016〜2030年の15年間で達成するために掲げた17項目の目標と169項目の達成基準からなっています。それぞれの分野でSDGsを掲げてこれからの開発目標,達成基準を定め,それに沿って行動するというものです。2020年に発表された達成度では,日本は世界で17位という現状で,より積極的な取り組みが求められています。
さて,ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)は,開発分野における国際社会共通の目標で,2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言をもとにまとめられましたが,その後継として,2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)がにわかに注目を集めています。SDGsは国連加盟193か国が2016〜2030年の15年間で達成するために掲げた17項目の目標と169項目の達成基準からなっています。それぞれの分野でSDGsを掲げてこれからの開発目標,達成基準を定め,それに沿って行動するというものです。2020年に発表された達成度では,日本は世界で17位という現状で,より積極的な取り組みが求められています。
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