文献詳細
特集 知っておきたい 効果的なリハビリテーション〔特別付録Web動画〕
《鼻領域》
鼻咽腔閉鎖不全のリハビリテーション—検査,治療についても含めて
著者: 矢富正徳1 田村知子2 塚原清彰1
所属機関: 1東京医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野 2東京医科大学歯科口腔外科・矯正歯科学分野
ページ範囲:P.803 - P.809
文献概要
●鼻咽腔閉鎖機能不全(VPI)により開鼻声や呼気鼻漏出による子音の歪みが生じる。
●口蓋裂はVPIをきたす代表的な疾患で,就学までに正しい言語を獲得させることが重要である。
●VPIのリハビリには鼻咽腔機能賦活化訓練,補綴型発音補助装置による治療,re-push back手術や咽頭弁形成術などの外科手術,構音訓練がある。
参考文献
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