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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科93巻10号

2021年09月発行

特集 知っておきたい 効果的なリハビリテーション〔特別付録Web動画〕

《鼻領域》

鼻咽腔閉鎖不全のリハビリテーション—検査,治療についても含めて

著者: 矢富正徳1 田村知子2 塚原清彰1

所属機関: 1東京医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野 2東京医科大学歯科口腔外科・矯正歯科学分野

ページ範囲:P.803 - P.809

文献概要

POINT

●鼻咽腔閉鎖機能不全(VPI)により開鼻声や呼気鼻漏出による子音の歪みが生じる。

●口蓋裂はVPIをきたす代表的な疾患で,就学までに正しい言語を獲得させることが重要である。

●VPIのリハビリには鼻咽腔機能賦活化訓練,補綴型発音補助装置による治療,re-push back手術や咽頭弁形成術などの外科手術,構音訓練がある。

参考文献

1)加藤正子・他(編著):特別支援教育における構音障害のある子どもの理解と支援.学苑社,東京,2012
2)高戸 毅・他:咽頭弁手術後の鼻咽腔閉鎖機能の検討.日形会誌8:435-443,1988
3)今井智子:リハビリテーションにおける補綴的発音補助装置の有効性.北医療大歯誌38:79-85,2019
4)兵藤伊久夫・他:当院における悪性腫瘍切除後の上顎再建.耳鼻52(補3):S220-S223,2006
5)石田春彦・他:上顎悪性腫瘍治療後の咀嚼・構音機能について.頭頸部外10:171-178,2000
6)小山重人:上顎癌切除後の顎顔面補綴治療.形成外科59:415-426,2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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