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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科93巻10号

2021年09月発行

特集 知っておきたい 効果的なリハビリテーション〔特別付録Web動画〕

《頭頸部領域》

言語障害のリハビリテーション

著者: 岩城忍1 丹生健一2

所属機関: 1神戸大学医学部附属病院リハビリテーション部 2神戸大学大学院医学研究科外科系講座耳鼻咽喉科頭頸部外科学分野

ページ範囲:P.820 - P.823

文献概要

POINT

●小児の機能性構音障害に関する診断と構音訓練について解説する。

●まず,構音器官の形態や機能の異常,発達の遅れや聴覚障害の有無を確認する。

●機能性構音障害に多くみられるkと∫の単音の構音訓練方法について紹介する。

●鑑別診断や構音の完成年齢を念頭に,構音訓練を効果的に計画する。


*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年9月)。

参考文献

1)西澤典子:音声・言語のリハビリテーション—言語聴覚療法.日耳鼻119:1483-1489,2016
2)阿部雅子:構音障害の臨床—基礎知識と実践マニュアル 改訂第2版.金原出版,東京,2008,pp1-18
3)今井智子:機能性構音障害の診断のポイント.JOHNS 34:227-230,2018
4)今井智子・他:新版 構音検査.千葉テストセンター,東京,2010
5)川野通夫:言語障害.金原出版,東京,2001,pp44-50
6)岩城 忍・他:当院における構音障害例:特に小児の機能性構音障害について.神戸病紀40:19-24,2001
7)船山美奈子・他:構音障害入門.笹沼澄子(編):ことばの遅れとその治療.大修館書店,東京,1979,pp71-98
8)福迫陽子・他:口蓋裂術後の言語症状の経過—1〜3歳手術例について.音声言語医15:37-46,1974
9)緒方祐子:小児の発話障害の評価と訓練.城本 修・他(編):発声発語障害学 第3版.医学書院,東京,2021,pp144-177
10)阿部雅子:口蓋裂言語にみられる異常構音.音声言語医29:296-298,1988

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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