文献詳細
特集 手術道具・材料はこう使う!—プロに学ぶ基本とコツ〔特別付録Web動画〕
《鼻科領域》
レーザー/アルゴンプラズマ凝固法/高周波熱凝固法
著者: 中村陽祐1 竹内裕美2
所属機関: 1鳥取大学医学部感覚運動医学講座 耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野 2鳥取赤十字病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.910 - P.914
文献概要
●下鼻甲介粘膜の腫脹を軽減することによる鼻閉の改善を目的とする。
●粘膜の扁平上皮化生によって鼻漏やくしゃみにも効果がある。
●CO2レーザーとアルゴンプラズマ凝固法は非接触型で粘膜表層に,高周波熱凝固法は接触型で粘膜下組織に作用する。
●いずれの手技も局所麻酔下に短時間で施行でき出血も少ないため,外来手術(日帰り手術)として行われることが多い。
参考文献
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