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特集 カラーアトラス 基本から学ぶ病理組織の見方 《病理診断の基本の「き」》
HE染色標本の見方
著者: 小島伊織1
所属機関: 1大同病院病理診断科
ページ範囲:P.198 - P.202
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●病理診断にあたっては,病理学総論の用語で表される大まかな病態を考えてから,具体的な疾患について検討する。
●HE染色標本の観察は,弱拡大で正常組織像との違いを見出すことから始まる。
●①どこに病変があるか?②正常とどのように異なるのか?③異常な細胞・構造物は何か?という順で考える。
●所見は,組織学・病理学総論の用語で表現できるようにする。
●病理診断にあたっては,病理学総論の用語で表される大まかな病態を考えてから,具体的な疾患について検討する。
●HE染色標本の観察は,弱拡大で正常組織像との違いを見出すことから始まる。
●①どこに病変があるか?②正常とどのように異なるのか?③異常な細胞・構造物は何か?という順で考える。
●所見は,組織学・病理学総論の用語で表現できるようにする。
参考文献
1)北川昌伸・他(編):標準病理学 第6版.医学書院,東京,2019
2)真鍋俊明(監),三上芳喜(編):外科病理診断学—原理とプラクティス.金芳堂,京都,2018
3)小島伊織:スパルタ病理塾—あなたの臨床を変える!病理標本の読み方.医学書院,東京,2020
4)藤田尚男・他(原著):標準組織学 総論 第5版.医学書院,東京,2015
5)藤田尚男・他(原著):標準組織学 各論 第5版.医学書院,東京,2017
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