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増刊号 術前画像と術中解剖—カンファレンスで突っ込まれないための知識〔特別付録Web動画〕 1.耳領域
耳介・外耳道病変に対する手術
著者: 藤田岳1 柿木章伸1
所属機関: 1神戸大学大学院医学研究科外科系講座耳鼻咽喉科頭頸部外科学分野
ページ範囲:P.6 - P.11
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●外耳道病変では顕微鏡や内視鏡を用いた観察をまず丁寧に行う.
●高分解側頭骨CTで外耳道の骨破壊の有無や程度について確認する.
●外耳道真珠腫や腫瘍性病変の場合は,乳突蜂巣や中耳など隣接する構造への進展の有無や程度について確認する.
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年4月)。
●外耳道病変では顕微鏡や内視鏡を用いた観察をまず丁寧に行う.
●高分解側頭骨CTで外耳道の骨破壊の有無や程度について確認する.
●外耳道真珠腫や腫瘍性病変の場合は,乳突蜂巣や中耳など隣接する構造への進展の有無や程度について確認する.
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年4月)。
参考文献
1)Altmann F:Congenital atresia of the ear in man and animals. Ann Otol Rhinol Laryngol 64:824-858, 1955
2)Cremers CW, et al:Congenital aural atresia. A new subclassification and surgical management. Clin Otolaryngol Allied Sci 9:119-127, 1984
3)Jahrsdoerfer RA, et al:Grading system for the selection of patients with congenital aural atresia. Am J Otol 13:6-12, 1992
4)柿木章伸:外耳道真珠腫はどのように扱えばいいのでしょうか? JOHNS 36:1056-1058,2020
5)Naim R, et al:Classification of the external auditory canal cholesteatoma. Laryngoscope 115:455-460, 2005
6)Moody SA, et al:Squamous cell carcinoma of the external auditory canal:an evaluation of a staging system. Am J Otol 21:582-588, 2000
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