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特集 遠隔医療の“いま”と“これから”〔特別付録Web動画〕 《知っておきたい基本と話題》
IT用語の意味と正しい使い方
著者: 露無松里1
所属機関: 1聖路加国際病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.390 - P.395
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●ITに類似する用語としてICT,IoTがあり,それぞれ意味が異なる。
●遠隔医療の通信にはセキュリティの面から,VPN通信が推奨されている。
●クラウドには,その提供形態からASP/SaaS,PaaS,IaaSなどさまざまなタイプのサービスがある。
●遠隔医療の形態としてD to D,D to Pが代表的である。
●医療情報の記録形態としてPHR,EMR,HERがある。
●画像形式としてDICOM,院内の画像管理にはPACSが多くの施設で普及している。
●ITに類似する用語としてICT,IoTがあり,それぞれ意味が異なる。
●遠隔医療の通信にはセキュリティの面から,VPN通信が推奨されている。
●クラウドには,その提供形態からASP/SaaS,PaaS,IaaSなどさまざまなタイプのサービスがある。
●遠隔医療の形態としてD to D,D to Pが代表的である。
●医療情報の記録形態としてPHR,EMR,HERがある。
●画像形式としてDICOM,院内の画像管理にはPACSが多くの施設で普及している。
参考文献
1)厚生労働省:オンライン診療の適切な実施に関する指針,2018
2)総務省:クラウドサービス事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン 第1版,2018
3)総務省:第5世代移動通信システム(5G)の今と将来展望,2019 https://www.soumu.go.jp/main_content/000633132.pdf(2021年1月7日閲覧)
4)亀井卓也:5Gビジネス(日経文庫).日本経済新聞出版,東京,2019,pp30-34
5)岡嶋裕史:5G 大容量・低遅延・多接続のしくみ(ブルーバックス).講談社,東京,2020,pp163-166
6)上野雅巳:地域医療の充実と5G応用—和歌山県における取り組み.医のあゆみ275:791-799,2020
7)Gene:図解まるわかり ネットワークのしくみ.翔泳社,東京,2018,pp16-17
8)きたみりゅうじ:図解よくわかるネットワークの重要用語解説 改訂4版.技術評論社,東京,2014,pp96-97
9)岡田庄司:図解 いちばんやさしく丁寧に書いたネットワークの本.成美堂出版,東京,2018,p126
10)日本遠隔医療学会:図説・日本の遠隔医療2013 http://jtta.umin.jp/pdf/telemedicine/telemedicine_in_japan_20131015-2_jp.pdf(2021年1月7日閲覧)
11)高野賢一:耳鼻咽喉科における遠隔医療の可能性.日耳鼻122:1481-1484,2019
12)山野辺裕二:新医療IT用語辞典.EMR/HER/PHR.新医療37:116-117,2010
13)近藤博史:遠隔医療を支える技術基盤—ICT,AI,IoTと標準化.Prog Med 38:1157-1161,2018
14)樺澤一之・他:医療情報学入門,第2版.共立出版,東京,2018,P153-154.
15)日本医療情報学会医療情報技師育成部会(編):医療情報 第6版 医療情報システム編.篠原出版新社,東京,2020,pp125-177
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