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特集 小児難聴を究める!
文献概要
POINT
●小児の診察を行う前提として個々の発達段階や心理状態,合併症の有無に気を配る。
●小児の耳科診察では,怖がらせない配慮をしつつ体位の保持を行うことが重要である。
●聴性反射,聴性反応では発達段階に応じた検査方法の選択と検査値の解釈が必要である。
●聴性脳幹反応(ABR),聴性定常反応(ASSR)では高度難聴と診断されていた児の聴力閾値が改善する例もあることに注意する。
●小児の診察を行う前提として個々の発達段階や心理状態,合併症の有無に気を配る。
●小児の耳科診察では,怖がらせない配慮をしつつ体位の保持を行うことが重要である。
●聴性反射,聴性反応では発達段階に応じた検査方法の選択と検査値の解釈が必要である。
●聴性脳幹反応(ABR),聴性定常反応(ASSR)では高度難聴と診断されていた児の聴力閾値が改善する例もあることに注意する。
参考文献
1)石川浩太郎:小児の聴力検査のpitfallと私の工夫.JOHNS 36:1345-1347,2020
2)内藤 泰・他:乳幼児聴力検査.聴覚検査の実際 第4版,日本聴覚医学会(編).南山堂,東京,2017,pp139-152
3)加我君孝:乳幼児・小児の発達と難聴.ABRハンドブック,加我君孝(編).金原出版,東京,1998,pp92-98
4)守本倫子:染色体異常.新生児・幼小児の耳音響反射とABR—新生児聴覚スクリーニング,精密聴力検査,小児聴覚医学,小児神経学への応用,加我君孝(編).診断と治療社,東京,2012,pp112-117
5)伊藤 吏・他:ASSR反応閾値に対する睡眠ステージの影響.Audiology Japan 54:407-408,2011
6)中川尚志:聴覚検査 ABRとASSR.JOHNS 34:862-865,2018
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