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特集 見逃すな!緊急手術症例—いつ・どのように手術適応を見極めるか 《鼻科領域》
鼻出血
著者: 赤澤仁司1
所属機関: 1堺市立総合医療センター耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.1112 - P.1115
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●止血の基本は,出血点を見つけて,その出血点を焼灼することである。
●出血点が見つからない場合,まずはガーゼパッキングで止血を図る。
●ガーゼパッキングで止血できない場合に,手術加療を検討する。
●止血術の術式は想定される出血部位に応じて選択する。
●止血の基本は,出血点を見つけて,その出血点を焼灼することである。
●出血点が見つからない場合,まずはガーゼパッキングで止血を図る。
●ガーゼパッキングで止血できない場合に,手術加療を検討する。
●止血術の術式は想定される出血部位に応じて選択する。
参考文献
1)Chiu TW, et al:Woodruff's plexus. J Laryngol Otol 122:1074-1077, 2008
2)初鹿恭介:難治性鼻出血への対応—治療に難渋する鼻出血.日鼻誌57:103-105,2018
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4)Rockey JG, et al:A critical audit of the surgical management of intractable epistaxis using sphenopalatine artery ligation/diathermy. Rhinology 40:147-149, 2002
5)Budrovich R, et al:Microscopic and endoscopic ligature of the sphenopalatine artery. Laryngoscope 102:1391-1394, 1992
6)Woolford TJ, et al:Endoscopic ligation of anterior ethmoidal artery in treatment of epistaxis. J Laryngol Otol 114:858-860, 2000
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