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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科94巻2号

2022年02月発行

特集 鼻副鼻腔・頭蓋底手術のスキルアップ—鼻科手術指導医をめざして!〔特別付録Web動画〕

《On the jobトレーニング》

内視鏡操作のポイント—直視鏡も斜視鏡も上手にフル活用

著者: 竹内裕美1 中村陽祐2 中森基貴2

所属機関: 1鳥取赤十字病院 2鳥取大学医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野

ページ範囲:P.146 - P.150

文献概要

POINT

●内視鏡を保持して長時間の手術をするには,なるべく楽な姿勢で手術できる環境が必要である。

●最も一般的な内視鏡である直視鏡の扱いに習熟することが内視鏡手術の基本となる。

●斜視鏡には30度,45度,70度があるが,斜視角度が大きくなるほど視軸と操作軸の差が大きくなり,モニターを見ながらの操作が難しくなる。

●手術を円滑に進めるには,内視鏡先端のレンズの汚れを少なくすることが重要である。

参考文献

1)春名眞一:内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)の進歩と将来展望.日耳鼻123:881-883,2020
2)吉川 衛:鼻副鼻腔内視鏡手術の基本手技と合併症予防のポイント.日耳鼻120:746-749,2017
3)鴻 義信:鉗子類,光学機器.森山 寛・他(編):内視鏡下鼻内副鼻腔手術—副鼻腔疾患から頭蓋底疾患まで.医学書院,東京,2015,pp11-15
4)日本メドトロニック社:エンドスクラブ内視鏡レンズ先端洗浄用シース(Eendo-Scrub Lens Cleaning Sheaths) User's Voice

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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