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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科94巻2号

2022年02月発行

特集 鼻副鼻腔・頭蓋底手術のスキルアップ—鼻科手術指導医をめざして!〔特別付録Web動画〕

《副損傷の回避,起きてしまったときの対処方法》

眼窩損傷

著者: 小林正佳1

所属機関: 1三重大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科

ページ範囲:P.167 - P.174

文献概要

POINT

●眼窩損傷回避のためには十分な鼻副鼻腔構造の理解,良好な術野の確保,安全な術式の選択と手術操作が必要である。

●術前CTでの手術プランニングは絶対に必要である。

●サージカルトレーニングはぜひ施行すべきである。

●眼窩損傷が生じた場合,その程度により対処方法が異なる。対処法はあらかじめマスターしておくべきである。

参考文献

1)柳 清:合併症を発生させない寸止め術—鼻副鼻腔領域.頭頸部外28:249-254,2019
2)小林正佳:内視鏡下鼻副鼻腔手術—基本手技.日耳鼻123:1255-1259,2020
3)鴻 信義:内視鏡下鼻副鼻腔手術におけるマイクロデブリッダーの適切な使い方.日耳鼻118:1466-1469,2015
4)中川隆之:眼窩へのアプローチ.伊藤壽一(監),中川隆之(編):内視鏡下鼻副鼻腔・頭蓋底手術—CT読影と基本手技,第1版.医学書院,東京,2014,pp201-210

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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