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特集 中耳・側頭骨手術のスキルアップ—耳科手術指導医をめざして!〔特別付録Web動画〕 《総論》
耳科手術指導医をめざそう—解剖と手技はスキルアップの両輪である
著者: 大石直樹1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.214 - P.216
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●耳科手術指導医制度は2020年より日本耳科学会内に創設された制度であり,中耳・側頭骨手術に対する技術認定制度である。
●中耳手術が減少するなか,指導医認定取得への道のりは険しくなっている。
●スキルアップに向けたトレーニングが重要であり,特にoff the jobトレーニングは充実してきている。
●中耳手術に習熟した耳鼻咽喉科医が一定数維持されることは,耳科学の発展にもつながり,社会全体へ資することになる。
●耳科手術指導医制度は2020年より日本耳科学会内に創設された制度であり,中耳・側頭骨手術に対する技術認定制度である。
●中耳手術が減少するなか,指導医認定取得への道のりは険しくなっている。
●スキルアップに向けたトレーニングが重要であり,特にoff the jobトレーニングは充実してきている。
●中耳手術に習熟した耳鼻咽喉科医が一定数維持されることは,耳科学の発展にもつながり,社会全体へ資することになる。
参考文献
1)土井勝美:耳科手術指導医制度.日本耳科学会30周年記念誌.Otology Jpn 31(suppl),2021
2)日本耳科学会ホームページ:一般社団法人 日本耳科学会認定手術指導医制度に関する規則 https://www.otology.gr.jp/common/pdf/specialist0-4.pdf [2022年1月5日アクセス]
3)須納瀬弘・他:中耳・側頭骨解剖アトラス.医学書院,東京,2006
4)大石直樹:20年後を語ろう—耳科学に込められた「夢」と「希望」.耳科学の20年後を語る.日耳科会抄集(31):26,2021
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