POINT
◆純音聴力検査は最も重要かつ基本的な聴覚検査である.
◆純音聴力検査においては伝音難聴,感音難聴の区別が重要であり,気骨導差がみられる例ではマスキングノイズが正しくかけられているかどうかの確認が常に必要である.
◆語音聴力検査は,聴力改善手術や補聴器の効果予測に有用であり,純音聴力検査の結果と併せて解釈することで,機能性難聴や後迷路性難聴の可能性にも気がつきやすくなる.
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科94巻5号
2022年04月発行
雑誌目次
増刊号 結果の読み方がよくわかる! 耳鼻咽喉科検査ガイド
Ⅰ.聴覚検査
純音・語音聴力検査
著者: 大石直樹
ページ範囲:P.6 - P.10
乳幼児聴力検査
著者: 黒木良子 , 森田訓子
ページ範囲:P.11 - P.15
POINT
◆乳幼児の聴力検査は,聴性行動を観察する検査が中心となる.
◆乳幼児の行動観察検査は,月齢や発達により聴力閾値が変化する.
◆月齢や発達を考慮して,検査方法の選択や結果の解釈・評価を行う必要がある.
◆検査結果の評価は,体調や機嫌などの影響を受けることを理解し,日を改めて再現性を確認するなど慎重に行う.
◆聴覚の総合評価は,他覚的聴覚検査,画像検査,発達検査,難聴の遺伝学的検査なども組み合わせて,総合的に判断していくことが重要である.
インピーダンスオージオメトリー
著者: 小森学
ページ範囲:P.16 - P.20
POINT
◆臨床的にはティンパノメトリーと音響性耳小骨筋反射(以下,アブミ骨筋反射)の2種類がある.
◆外耳道を密閉した状態で外耳道圧を変化させながら音を入力し,反射した音圧を測定する検査である.聴覚伝導路の補助検査であり,聴覚閾値は測定できない.
◆近年,プローブ音を自由に変化させ,連続周波数でインピーダンスの変化を測定する機器が開発され,臨床応用されている.内耳圧の評価方法としても有用性が報告されてきている.
閾値上聴力検査/自記オージオメトリー
著者: 松延毅
ページ範囲:P.21 - P.25
POINT
◆感音難聴は内耳性難聴と後迷路性難聴の2つに大きく分類される.内耳性難聴の特徴で重要なこととして,まず補充現象(recruitment phenomenon)が挙げられる.
◆閾値上聴力検査法の主な目的の1つは補充現象の測定である.
◆補充現象の有無を検出することにより,感音難聴の鑑別診断に活用することができる.
耳管機能検査
著者: 増田正次
ページ範囲:P.26 - P.37
POINT
◆音響耳管法と耳管鼓室気流動態法を実施できる耳管機能検査装置〔JK-05A(Dタイプ):リオン社〕を用いた検査結果の読み方を解説する.
◆検査の原理を理解すれば,検査結果を読み解くことができる.
◆複数種の検査を行い,耳管機能を総合的に判断する必要がある.
耳音響放射(OAE)
著者: 吉田晴郎 , 熊井良彦
ページ範囲:P.38 - P.41
POINT
◆耳音響放射(otoacoustic emission:OAE)は,外耳道で捉えられる内耳の音響反応であり,歪成分OAE(distortion product OAE:DPOAE),誘発OAE(transient evoked OAE:TEOAE)が主に臨床で使用される.
◆外有毛細胞の収縮によって生じる小さな音を検出するため,雑音下には正しく測定できず,外耳および中耳が正常であることが前提条件となる(中耳病変が多い小児では注意が必要).
◆鎮静や防音室がなくても短時間で内耳性難聴を評価できるが,OAEのみでなく他の聴力検査と併せて診断することが必要.
蝸電図
著者: 將積日出夫
ページ範囲:P.42 - P.46
POINT
◆蝸電図は,音により蝸牛や蝸牛神経に発生する反応電位〔蝸牛マイクロフォン電位(CM),加重電位(SP),聴神経複合活動電位(AP)〕について,関電極と不関電極の間にできる反応電位の電位差として増幅し記録したものである.
◆通常,SPは陽性の電位であるが,メニエール病などの内リンパ水腫疾患では陰性化し,かつ高振幅化することが「異常−SP」として知られており,SP/AP比を計算することにより内リンパ水腫を推定することができる.
◆近年,内耳造影MRIにより内リンパ水腫が可視化できるようになり,メニエール病において画像検査と蝸電図を含めた内リンパ水腫推定検査結果との比較が行われている.
◆遅発性内リンパ水腫における異常−SP出現率はメニエール病確実例と同程度であるが,40%程度に異常を認めないため,症状の推移をみて再検査の必要性を考えるべきである.
◆突発性難聴では,異常−SPおよびAP高電位は予後良好な波形と考えられている.一方,AP無反応,+SPのみ,AP低電位はいずれも予後不良波形と報告されている.
聴性脳幹反応(ABR)
著者: 泉修司
ページ範囲:P.47 - P.53
POINT
◆主な検査目的は,乳幼児・機能性難聴・認知症などに対する他覚的聴力検査,聴神経腫瘍・後迷路性難聴・auditory neuropathyなどに対する障害部位診断である.
◆Ⅴ波閾値は2000〜4000Hzの聴力を主に反映するため,高音障害型や高音残存型の難聴では実際の聴力レベルとⅤ波閾値が乖離する可能性がある.
◆伝音難聴ではⅠ波から潜時が延長し,後迷路性難聴では障害部位以降の波形が消失・潜時延長するため,鑑別に有用である.
聴性定常反応(ASSR)
著者: 片岡祐子
ページ範囲:P.54 - P.59
POINT
◆聴性定常反応(ASSR)は他覚的に聴覚閾値を測定する検査法で,周波数特異性に優れている.
◆乳幼児,知的障害や認知機能低下者,機能性難聴者など,純音聴力検査の信頼性が低い者の聴力評価に有用である.
補聴器適合検査
著者: 柘植勇人
ページ範囲:P.61 - P.67
POINT
◆補聴器のフィッティングが順調でない場合や適合しない場合には,適合検査のデータをもとに,医療従事者(補聴器相談医,言語聴覚士)と認定補聴器技能者でその理由をディスカッションする価値は高い.
◆補聴器外来を持たない補聴器相談医の施設では,認定補聴器専門店に在籍する認定補聴器技能者と連携することで,適合に必要な測定データを手に入れることができる.補聴器に満足していない症例については認定補聴器技能者とディスカッションをお願いしたい.
◆補聴器のフィッティング不良で補聴器を断念する難聴者は多い.補聴器相談医はそこに介入する価値があり,不適合時のディスカッションに役立つ情報を提供する.
人工内耳検査
著者: 高橋優宏 , 久保田江里
ページ範囲:P.68 - P.73
POINT
◆神経反応テレメトリで得られる複合活動電位(ECAP値)は,刺激レベルが可聴範囲内にあることを意味する.
◆神経反応テレメトリは,小児人工内耳マッピングの初期の電荷量の設定の参考として活用できる.
◆iPad版日本語語音弁別検査(iCI2004)は,語音と雑音の呈示方向,呈示音圧(S/N比)を変えた複数の条件による雑音下の検査が可能となっている.
Ⅱ.めまい・平衡機能検査
自発・注視眼振検査/頭位・頭位変換眼振検査
著者: 野村泰之
ページ範囲:P.76 - P.82
POINT
◆フレンツェル眼鏡よりも赤外線CCDカメラのほうが眼振検出率が高い.
◆「目は口ほどに物を言い」といわれるように,注意深い眼振観察が診断に寄与する.
◆良性発作性頭位めまい症では,眼振方向・性状のみならず潜時・持続時間・減衰傾向などもみる.
◆垂直性,斜行性眼振や不規則な眼振が混じる際には,中枢障害に特に注意する.
電気眼振図(ENG)
著者: 稲垣太郎
ページ範囲:P.83 - P.89
POINT
◆電気眼振図(ENG)は,眼球運動を定量的に評価する検査である.
◆ENGは眼球運動の異常を鋭敏に検出でき,小脳・脳幹の病巣診断に有用である.
◆末梢前庭からの入力の影響も受けるため,他の前庭機能検査の結果とともに総合的に評価することが肝要である.
温度刺激検査(カロリックテスト)
著者: 五島史行
ページ範囲:P.90 - P.95
POINT
◆冷温交互刺激法は自発眼振を認める場合も施行可能である.
◆少量注水法は最大緩徐相速度の絶対値を指標とした半定量法である.
◆注水による温度刺激検査は医師が施行する.エアーカロリックテストは臨床検査技師が施行可能である.
前庭誘発筋電位検査(VEMP)
著者: 瀬尾徹
ページ範囲:P.96 - P.100
POINT
◆前庭誘発頸筋電位(cVEMP)は球形囊-下前庭神経の機能検査として,前庭誘発眼筋電位(oVEMP)は卵形囊-上前庭神経の機能検査として応用される.
◆asymmetry ratio(AR)は末梢器とその求心神経の障害を,潜時の延長は中枢経路の障害を疑う所見である.
◆上半規管裂隙症候群の診断にVEMPの閾値測定,内リンパ水腫の推定にフロセミド負荷VEMP,周波数応答の測定が用いられる.
重心動揺検査
著者: 大木雅文
ページ範囲:P.101 - P.108
POINT
◆重心動揺検査は,足圧中心の重心移動の解析により,前庭・視覚・体性感覚・中枢などが関与する立位体平衡機能を評価する検査である.
◆ラバー負荷重心動揺検査では,閉眼による視覚入力の遮断とフォームラバーの使用による体性感覚の錯乱により,前庭機能障害の有無を検出する.
◆重心動揺検査はスクリーニング検査であり,他の検査をふまえて最終的に判断する必要がある.
video head impulse test(vHIT)
著者: 新藤晋
ページ範囲:P.110 - P.114
POINT
◆head impulse刺激は「素早く」「短い時間で」「ピタッと止める」を意識して行う.
◆正常例,異常例について理解する.
◆アーチファクトについて理解する.
自覚的視性垂直位(SVV)検査
著者: 山中敏彰
ページ範囲:P.116 - P.120
POINT
◆自覚的視性垂直位(subjective visual vertical:SVV)は,視覚的に垂直と感じる軸の精度を評価する検査である.
◆臨床的には,身体の重力認知機能を評価して,めまい・平衡障害の原因となっている病変部位や経路を推定すること,その回復過程や治療効果を判定することを主な目的としている.
◆SVVは,前庭神経炎の急性期やメニエール病発作期などの末梢前庭疾患,ワレンベルグ症候群などの下位脳幹病変では患側に偏位し,他方,上位の脳幹(橋・中脳)障害では反対側に偏位を示す.
◆SVV値の正常域は2〜2.5度以内とされており,末梢前庭や前庭神経核の病変では高値(7〜13度),視床や大脳皮質などの高位中枢病変では比較的低値(3〜6度)を示す.
Ⅲ.顔面神経検査
顔面表情の検査
著者: 小田桐恭子
ページ範囲:P.122 - P.124
POINT
◆40点法(柳原法)は,顔面神経麻痺の診断をするうえで簡便で有用な方法であるが,検者の肉眼による評価であり,その特徴を理解して使用する.
◆Bell麻痺など頻度の高い疾患では典型的な経過を理解し,適切な時期に評価を行う.
◆経時的変化を観察し,非典型的な経過である場合,再度,原因検索を積極的に行う.
神経興奮性検査(NET)/アブミ骨筋反射
著者: 萩森伸一
ページ範囲:P.126 - P.131
POINT
【神経興奮性検査】
◆顔面神経を経皮的に電気刺激し,表情筋に収縮がみられる最小の電流量を左右で比較する検査である.
◆予後は患側と健側の電流量差が3.5mA以下であれば良好,3.5mAより大きいと不良と判定する.
◆electroneurographyと異なり神経変性の割合は数値化できず,後遺症出現の予測は困難である.
【アブミ骨筋反射】
◆顔面神経麻痺側のアブミ骨筋反射が消失しない例は予後良好といえる.
◆ただし,側頭骨外腫瘍性病変を除外しなければならない.
◆アブミ骨筋反射消失が必ずしも予後不良を示唆するわけではない.
◆アブミ骨筋反射では後遺症出現の予測はできない.
誘発筋電図検査(ENoG)
著者: 平賀良彦
ページ範囲:P.132 - P.136
POINT
◆electroneurography(ENoG)は,顔面神経麻痺の予後診断で最も信頼度の高い電気生理学的評価法であるが,その精度や解釈については注意が必要である.
◆まず,適応が適切であるか,検査手技が正確に行われているか,検査波形が適切であるかを確認する.
◆適切に測定されたENoG値であっても2割ほどは予測が外れることがあるため,ENoG値のみを鵜呑みにすることなく,そのほかの因子の結果も総合して予後を判断することが重要である.
Ⅳ.鼻・副鼻腔の検査
鼻アレルギー検査
著者: 原口美穂子 , 後藤穣
ページ範囲:P.138 - P.142
POINT
◆鼻アレルギー検査のうち,アレルギー性か否かを鑑別する検査には鼻腔内所見,鼻副鼻腔X線検査,血液・鼻汁好酸球検査があり,原因アレルゲンを同定する検査には皮膚テスト,血清特異的IgE検査,鼻誘発試験がある.
◆発作性反復性のくしゃみ,水様性鼻汁,鼻閉の症状があり,鼻汁好酸球検査,皮膚テストまたは血清特異的IgE抗体検査,鼻誘発試験のうち2つ以上が陽性ならアレルギー性鼻炎と確定診断できる.鑑別すべき鼻過敏症に,好酸球増多性鼻炎,血管運動性鼻炎が挙げられる.
◆各検査結果が臨床症状と一致しない場合もあり,最終的には問診を基本に検査結果を参考として総合的に判断する.
鼻腔通気度検査
著者: 野本美香
ページ範囲:P.143 - P.147
POINT
◆鼻腔通気度検査は,鼻呼吸の状態を客観的に測定できる他覚的検査である.
◆鼻腔通気度検査の測定結果はS字状の圧-流速曲線で示される.縦軸が気流速度を,横軸が気圧差を表している.曲線のパターンとして,縦長に立っているほうが鼻腔抵抗は低く,横長に倒れているほうが鼻腔抵抗は高い.
◆日本では100Pa点の抵抗値を採用している.
◆日本人正常成人の平均的両側鼻腔抵抗値(参考値)は0.25±0.10Pa/cm3/sである1).
嗅覚検査
著者: 柴田美雅 , 鈴木秀明
ページ範囲:P.148 - P.152
POINT
◆静脈性嗅覚検査およびT & Tオルファクトメーター®を用いた基準嗅力検査は日本独自の検査法で,世界的に統一された嗅覚検査法はない.
◆静脈性嗅覚検査で無反応でも治療により改善する症例もあるため,最初からあきらめずに積極的に治療を行うことが重要である.
◆基準嗅力検査で検知域値と認知域値に乖離がある場合は,神経変性疾患(アルツハイマー病,レビー小体型認知症,パーキンソン病など)の前駆症状の可能性がある.
粘膜線毛機能検査
著者: 戸嶋一郎
ページ範囲:P.153 - P.156
POINT
◆原発性線毛機能不全症候群の診断に用いる.
◆採取した鼻粘膜を用いて,電子顕微鏡で線毛の微細構造を確認する.
◆正常および原発性線毛機能不全症候群に特徴的な電顕所見の概要を示す.
Ⅴ.口腔・咽頭・唾液腺の検査
口腔アレルギー検査
著者: 松岡伴和
ページ範囲:P.158 - P.162
POINT
◆抗原特異的IgE検査は,感作抗原を測定したほうが症状を起こす食品について検査をするより有益な情報が得られることが多い.
◆アレルゲンコンポーネント検査は,保険診療では現在限られた項目しか検査ができないが,有益な情報が得られるため今後さらなる適応の拡大が期待される.
◆prick-to-prickは口腔アレルギー検査として最も簡便で有用性の高い検査である.
味覚検査
著者: 田中真琴
ページ範囲:P.163 - P.167
POINT
◆本邦で主に施行される味覚検査は,電気味覚検査と,濾紙ディスク法による味覚検査で,いずれも被検者の申告に基づく自覚的領域別検査法である.
◆電気味覚検査は神経障害の診断や定量性に優れ,濾紙ディスク法による味覚検査は味質別の評価が可能で定性性に優れる.
◆味覚障害の診断には,電気味覚検査と濾紙ディスク法による味覚検査を組み合わせて検討することが重要である.
性感染症の検査
著者: 吉田正樹
ページ範囲:P.168 - P.173
POINT
◆性感染症が疑われる症状,所見を口腔・咽頭に認めた場合に,性感染症のリスク行為があったか問診し,検査を行う.
◆性感染症を疑う症状,所見を認めた場合でも,検査によっては検出ができない時期(ウインドウ期)があるため,その場合は期間を空けて再検査を行う.
◆性器に性感染症が存在する場合やパートナーが性感染症の場合には,オーラルセックスの有無を確認し,あれば口腔・咽頭の検査を行う.
唾液分泌検査
著者: 鈴木貴博 , 太田伸男
ページ範囲:P.174 - P.177
POINT
◆唾液分泌はシェーグレン症候群や糖尿病などの全身疾患,加齢変化,薬剤などさまざまな要因により影響を受ける.
◆唾液分泌異常の病態の把握には客観的な測定値が必要である.唾液分泌量の測定方法として,吐唾法,ワッテ法,ガム法,サクソン法などが挙げられ,いずれも簡便で,かつ高い再現性が認められている.
◆唾液分泌低下の判定基準は,それぞれ吐唾法1mL/10分間以下,ワッテ法0.1g/30秒以下,ガム法10mL/10分間以下,サクソン法2g/2分以下である.
唾液腺シンチグラフィ
著者: 東野正明
ページ範囲:P.178 - P.184
POINT
◆唾液腺シンチグラフィでは99mTcO4−を使用する.
◆唾液腺腫瘍シンチグラフィでは,ワルチン腫瘍とオンコサイトーマ,形質細胞腫,腺房細胞癌などで集積する.組織診断における補助的な画像診断としては有用である.
◆唾液腺機能シンチグラフィでは,酸刺激による99mTcO4−の排泄能を測定し,シェーグレン症候群の診断だけでなく,唾液腺炎や放射線治療後の唾液腺機能の診断が可能である.
自己免疫疾患の検査(口腔・咽頭)
著者: 亀倉隆太
ページ範囲:P.186 - P.191
POINT
◆口腔・咽頭粘膜病変は自己免疫疾患の初発症状となることがあり,その診断は重要である.
◆確実な診断のためには口腔・咽頭粘膜病変を起こしうる鑑別疾患を多く挙げられることが重要である.
◆自己免疫疾患の口腔・咽頭粘膜病変は全身疾患の部分症状であることから,診断のためには他科との連携が重要である.
自己免疫疾患の検査(唾液腺)
著者: 近藤悟
ページ範囲:P.192 - P.195
POINT
◆唾液腺には全身性疾患である自己免疫疾患の病変が好発する.
◆好発する自己免疫疾患として,シェーグレン症候群,IgG4関連疾患が挙げられる.
◆本稿では,これらの自己免疫疾患の血清学的免疫関連検査に焦点を絞って概説する.
睡眠時無呼吸症の検査
著者: 井坂奈央
ページ範囲:P.196 - P.202
POINT
◆検査施設外睡眠検査(OCST)と終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)の適応と特徴を理解し,使い分ける.
◆OCSTもPSGも原波形をチェックする.
◆OCSTで明らかに重症でなかった場合,判断に迷ったときはPSGを検討する.
Ⅵ.頭頸部腫瘍の検査
免疫染色
著者: 村瀬貴幸 , 稲垣宏
ページ範囲:P.204 - P.212
POINT
◆2017年のWHO分類により,顎口腔領域,鼻咽頭領域,唾液腺における腫瘍組織型が整理されたが,各組織型の鑑別には免疫染色や遺伝子解析が重要視されている.
◆唾液腺腫瘍では組織型に特異的な遺伝子異常が明らかにされ,遺伝子解析が病理診断において必要となっているが,大学を除いた市中総合病院では検査体制の確立は難しい状況である.
◆唾液腺腫瘍では組織型に特異性の高い免疫染色用の抗体も開発されつつあり,市中総合病院の病理検査室においても検索可能になっていくものと考えられる.
ウイルス検査(HPV/EBV)
著者: 齊藤祐毅
ページ範囲:P.213 - P.216
POINT
◆EBV,HPVを直接検出する検査は頭頸部癌に対しては保険承認されていない.
◆予後予測バイオマーカーとして,腫瘍検体に対する免疫染色などによって代用されており,有用である.
◆ウイルス関連頭頸部癌の検査の充実が求められる.
融合遺伝子
著者: 中黒匡人
ページ範囲:P.218 - P.223
POINT
◆唾液腺腫瘍では,多くの腫瘍型に特異的な融合遺伝子がみられる.
◆融合遺伝子の検出は非常に有用だが,実施できる施設は限られている.
◆RT-PCR法やFISH法を用いた解析が行われ,それぞれ長所・短所がある.
細胞診(甲状腺)
著者: 廣川満良 , 鈴木彩菜 , 宮内昭
ページ範囲:P.224 - P.229
POINT
◆細胞診断は採取された材料で行うため,「良性の細胞診報告」イコール「その結節が良性」とは限らない.
◆濾胞腺腫と濾胞癌は細胞診では区別できない.
◆細胞診材料を用いた補助診断法を積極的に活用する.
細胞診(唾液腺)
著者: 浦野誠
ページ範囲:P.230 - P.235
POINT
◆穿刺吸引細胞診は簡便,低侵襲で繰り返し行うことができるという大きな利点をもち,唾液腺病変の質的診断,治療方針の決定に有用な診断ツールである.
◆臨床家に求められる重要な役割は,十分な細胞診検体の採取とその適切な取り扱い(pre-analytical),診断結果の正しい読み取りと解釈,さらに病理サイドとの適切なコミュニケーションに基づいた臨床的対応(post-analytical)である.
◆以前から用いられてきた「3段階分類」と国内の「新報告様式」,および国際的な報告様式である「ミラノシステム」の関係と整合性を正しく理解し,細胞診の適切な運用に努めることが望まれる.
腫瘍マーカー
著者: 竹本梨紗 , 宮丸悟 , 折田頼尚
ページ範囲:P.236 - P.240
POINT
◆腫瘍マーカーとは,腫瘍の存在と,その種類や量を反映する指標となる物質の総称である.
◆目的とするがん以外の疾患や加齢,喫煙などでも高値を示すことがあり,腫瘍マーカー値の解釈には注意が必要である.
◆頭頸部がんの腫瘍マーカーは,治療効果の判定や治療後の経過観察目的で使用されているのが現状で,早期診断に使えるマーカーはまだ確立されていない.
遺伝学的検査
著者: 小澤宏之
ページ範囲:P.241 - P.244
POINT
◆保険診療で行える遺伝学的検査は約140疾患が対象となっており,このなかで耳鼻咽喉科の腫瘍性疾患として遭遇しやすいものは,多発性内分泌腫瘍症(MEN)1型と甲状腺髄様癌(MEN2)である.
◆MEN1では
◆遺伝学的検査を行う際には,遺伝カウンセリングや臨床遺伝専門医などとの連携など診療体制を整備する必要がある.
遺伝子パネル
著者: 秋定直樹 , 安藤瑞生
ページ範囲:P.245 - P.250
POINT
◆標準治療が終了(もしくは終了見込み)した固形がん患者が対象となる.
◆出検に先立ち,患者の生命予後や薬剤投与の見込みを評価することが必要である.
◆得られた結果に対応する治療は日進月歩であり,知識が固定化できないことを認識する.
Ⅶ.嚥下障害の検査
嚥下機能評価のための簡易検査
著者: 末廣篤
ページ範囲:P.252 - P.255
POINT
◆嚥下機能に対する簡易検査法は,摂食嚥下障害のスクリーニング検査として実施されることが多い.
◆よって,それぞれの検査方法のスクリーニング能力,すなわち,感度や特異度,結果に影響を与える因子などについて理解しておく必要がある.
嚥下内視鏡検査
著者: 長尾明日香 , 兵頭政光
ページ範囲:P.256 - P.261
POINT
◆複数ある嚥下内視鏡検査(VE)の評価項目を短時間で客観的に把握,評価するにあたり,スコア評価法が有用である.
◆スコア評価法では基本的に3mLの着色水を嚥下させる.減量やトロミ添加などの変更を加えた場合は,それをふまえて結果を解釈する必要がある.
◆VEで評価できるのは主に咽頭期嚥下に限られるため,総合的な嚥下機能評価や予後予測の際には,口腔期嚥下機能や認知機能のほか,病状経過および日常生活動作(ADL)を含めた全身状態などをふまえて判断することが重要である.
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年4月).
嚥下造影検査
著者: 上羽瑠美
ページ範囲:P.262 - P.267
POINT
◆嚥下造影検査は,X線透視下に,嚥下に関わる構造の評価と嚥下機能の評価を行う検査(診断のための検査)である1).
◆「嚥下の5期」すべてについて,嚥下障害の病態を詳細に評価することができる1).
◆適切な食品物性の検証や安全な摂食姿勢・摂食方法の検証(対応方法を確認するための検査)にも有効である1).
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年4月).
高解像度嚥下圧検査
著者: 古川竜也
ページ範囲:P.268 - P.272
POINT
◆高解像度嚥下圧検査(高解像度マノメトリー:HRM)の登場により,同時に・短時間で・定量的に・広範囲の嚥下運動を解析することが可能となった.
◆嚥下関連筋群の圧測定により,患者ごとの嚥下障害の病態把握や治療介入のターゲット設定に参考となる所見が得られる.
◆嚥下圧が低下している患者は,当然嚥下障害が高度になる傾向はあるが,嚥下運動にはさまざまな代償機転が働くため,必ずしも誤嚥の有無や経口摂取の可否に直結する検査ではないことに注意が必要である.
Ⅷ.音声障害の検査
聴覚印象評価
著者: 二藤隆春
ページ範囲:P.274 - P.276
POINT
◆声の聴覚心理的評価または聴覚印象評価は,GRBAS尺度とも呼ばれ,総合的な嗄声の程度をG(grade of hoarseness),粗糙性をR(rough),気息性をB(breathy),無力性をA(asthenic),努力性をS(strained)として,各項目を0点(異常なし),1点(軽度異常),2点(中等度異常),3点(高度異常)の4段階で“半定量的”に重症度を評価する.
◆GRBAS尺度により病変の硬さや声門閉鎖状態などの病態を推測することが可能であり,内視鏡検査のような客観的検査を補い,治療方針の決定に役立てることができる.
◆G,Bの値と比較して,Aの値の再現性は低い.
◆重症度の再現性は0や3に近い値で高いが,その間の1や2で低くなる.
喉頭内視鏡検査
著者: 四宮弘隆
ページ範囲:P.278 - P.282
POINT
◆正常な声が作られるための条件を念頭に置いて観察する.
◆スクリーニングとして最低限必要な発声タスクを決めて検査を行い,個別の症例に適したタスクを追加する.
◆声帯の異常を認めなくても,機能性発声障害などの可能性を考える.
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年4月).
ストロボスコピー
著者: 中村一博
ページ範囲:P.283 - P.287
POINT
◆ストロボスコピーは声門閉鎖状態を診ることができる.
◆ストロボスコピーは声帯粘膜の柔軟性と硬化性を診ることができる.
◆ストロボスコピーは声帯粘膜の対称性を診ることができる.
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年4月).
発声持続時間・音域の検査
著者: 竹本直樹 , 讃岐徹治
ページ範囲:P.288 - P.291
POINT
◆発声持続時間は器具など必要なく,誰もが簡便に行える検査である.最長発声持続時間(MPT)の平均値は成人男性で30秒,女性では20秒であり,男性14秒以下,女性9秒以下で異常とされている.
◆MPTの著明な短縮は,反回神経麻痺など声門閉鎖不全を疑うきっかけになる.
◆発声しうる最低音から最高音までの音域を生理的声域という.健常成人男性で約75〜500Hz(約3オクターブ),女性で約130〜750Hz(約2.5オクターブ)である.
◆日常会話の平均的な高さである話声位は,成人男性で120Hz,女性で240Hz程度である.
空気力学的検査
著者: 田口亜紀
ページ範囲:P.292 - P.296
POINT
◆空気力学的検査は発声機能の客観的評価法の1つである.
◆発声時呼気流率,呼気圧,声の能率指数(AC/DC比),発声の高さ(基本周波数),声の強さ(音圧)などを物理量として表す検査である.
◆本検査は発声障害の原因や治療前後の比較,手術の評価などに有効である1).
音響分析
著者: 細川清人
ページ範囲:P.297 - P.303
POINT
◆音響分析により嗄声の程度を客観的な数値として評価することができる.
◆適切に評価するためには,音響分析パラメータの意味を知る必要がある.
◆録音状態が悪いと嗄声の程度が過大に評価されるため,音声録音の機器・環境・方法に注意を払う必要がある.
◆重度の嗄声の場合は音響分析パラメータの解釈に注意が必要である.
喉頭筋電図検査
著者: 香取幸夫
ページ範囲:P.304 - P.308
POINT
◆主に甲状披裂筋と輪状甲状筋,また病態により後輪状披裂筋を対象に,発声,息こらえ,嚥下,吸気のタスクを患者に行わせながら,筋ないし支配神経の活動を評価する.
◆声帯運動障害の病態評価に有用で,麻痺性の場合には神経原性麻痺ないし筋原性麻痺に特徴的な異常筋電図を呈する.輪状披裂関節の固着や脱臼の場合には筋活動は正常である.
◆痙攣性発声障害のボツリヌストキシン注入術では,針電極により甲状披裂筋を筋電図で同定することが,その位置に薬液を注入するうえで有用である.
Ⅸ.言語障害の検査
言語発達遅滞の検査
著者: 仲野敦子
ページ範囲:P.310 - P.314
POINT
◆検査の対象となった症例の背景と言語発達検査を実施した目的を理解して,検査結果の解釈を行う.
◆種々の検査のなかから,年齢や目的により選択されて実施されるが,1つの検査結果だけで言語発達遅滞の診断や評価はすべきではない.
◆IQなどが算出される発達検査などは,数字の評価だけではなく,児の特性を理解し,今後の療育や教育につなげる必要がある.
構音障害の検査
著者: 千田いづみ , 宇高二良 , 武田憲昭
ページ範囲:P.316 - P.321
POINT
◆小児の構音障害は,難聴の有無,発声発語器官の異常の有無を念頭において,言語発達検査や構音検査に加えて聴力検査や鼻咽腔閉鎖機能検査を行い評価する.
◆小児では,年齢や発達の段階に応じて一定の順序で構音を獲得することから,構音障害は正常な構音の獲得時期を念頭において評価する.
吃音症の検査
著者: 富里周太
ページ範囲:P.322 - P.327
POINT
◆吃音の他覚的な症状の把握には吃音検査法が有用である.
◆非流暢性頻度だけでなく,タスク間の症状の差や緊張性,工夫の有無など,多面的に評価することが重要である.
◆表には出現しない社交不安やコミュニケーションに対する恐怖なども確実に把握し,支援方法を検討する.
失語症の検査
著者: 菅野倫子
ページ範囲:P.328 - P.333
POINT
◆失語症の検査は,目的(スクリーニング,鑑別診断,精査)によって使い分ける必要がある.
◆失語症のスクリーニングでは,会話における発話症状に着目することが重要であるが,各言語モダリティ(話す,聞く,読む,書く)と発声発語器官の形態・機能,見当識,記憶機能,注意機能を簡便に評価できるスクリーニング検査を併用するとよい.
◆失語症の詳細な特徴は,各言語モダリティの重症度やモダリティ間の重症度の差をみることで明らかとなる.
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特集 知っておきたい遺伝学的検査と遺伝外来ABC
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90巻6号(2018年5月発行)
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特集 頭頸部癌に対する薬物療法—最新情報
90巻2号(2018年2月発行)
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90巻1号(2018年1月発行)
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特集 どこが変わった頭頸部がんTNM分類
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特集 知っておきたい難治性副鼻腔疾患の診療
89巻11号(2017年10月発行)
特集② 知っておきたい耳鼻咽喉科の在宅医療
89巻10号(2017年9月発行)
特集 レーザー治療の最前線—コツとピットフォール
89巻9号(2017年8月発行)
特集 自宅でできるリハビリテーションのレシピ
89巻8号(2017年7月発行)
特集 ここが知りたい! 高齢化時代の頭頸部がん診療
89巻7号(2017年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科で診る睡眠障害
89巻6号(2017年5月発行)
特集 抗菌薬を使いこなす
89巻5号(2017年4月発行)
増刊号 臨床力UP! 耳鼻咽喉科検査マニュアル
89巻4号(2017年4月発行)
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89巻3号(2017年3月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科—診療のポイント
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89巻1号(2017年1月発行)
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88巻11号(2016年10月発行)
特集 頸部郭清術のNew Concept
88巻10号(2016年9月発行)
特集 外リンパ瘻診療の新しい展開
88巻9号(2016年8月発行)
特集 頸部腫瘤を見極める
88巻8号(2016年7月発行)
特集 もう困らない! 異物摘出マニュアル
88巻7号(2016年6月発行)
特集 顔面神経麻痺—新たな展開
88巻6号(2016年5月発行)
特集 いまさら聞けない聴覚検査のABC
88巻5号(2016年4月発行)
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
88巻4号(2016年4月発行)
特集 嚥下障害の完全マスター
88巻3号(2016年3月発行)
特集 新しい指定難病制度を理解する
88巻2号(2016年2月発行)
特集② がん免疫療法のブレイクスルー—免疫チェックポイント阻害薬
88巻1号(2016年1月発行)
特集 小児の中耳炎を究める
87巻13号(2015年12月発行)
特集 漢方薬を使いこなす
87巻12号(2015年11月発行)
特集 これだけは知っておこう—鼻出血への対応法
87巻11号(2015年10月発行)
特集 心へのアプローチ—心療耳鼻咽喉科外来
87巻10号(2015年9月発行)
特集 長引く咳を診る
87巻9号(2015年8月発行)
特集② 今また結核を見直す
87巻8号(2015年7月発行)
特集② 味と味覚障害の最前線
87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
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特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
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86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
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86巻6号(2014年5月発行)
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86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
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86巻3号(2014年3月発行)
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86巻2号(2014年2月発行)
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特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
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85巻12号(2013年11月発行)
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特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
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特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
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特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
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82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
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特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
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特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
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特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
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トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射