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増刊号 結果の読み方がよくわかる! 耳鼻咽喉科検査ガイド Ⅰ.聴覚検査
聴性定常反応(ASSR)
著者: 片岡祐子1
所属機関: 1岡山大学病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.54 - P.59
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◆聴性定常反応(ASSR)は他覚的に聴覚閾値を測定する検査法で,周波数特異性に優れている.
◆乳幼児,知的障害や認知機能低下者,機能性難聴者など,純音聴力検査の信頼性が低い者の聴力評価に有用である.
◆聴性定常反応(ASSR)は他覚的に聴覚閾値を測定する検査法で,周波数特異性に優れている.
◆乳幼児,知的障害や認知機能低下者,機能性難聴者など,純音聴力検査の信頼性が低い者の聴力評価に有用である.
参考文献
1)青柳 優:聴性定常反応.日本聴覚医学会(編):聴覚検査の実際 改訂4版.南山堂,東京,2017,pp125-129
2)伊藤 吏:ASSR.加我君孝(編):新生児・幼少児の耳音響放射とABR—新生児聴覚スクリーニング,精密聴力検査,小児聴覚医学,小児神経学への応用.診断と治療社,東京,2012,pp49-55
3)吉川 洋・他:聴性脳幹反応.日本聴覚医学会(編):聴覚検査の実際 改訂4版.南山堂,東京,2017,pp121-123
4)伊藤 吏:chirp音を用いたABRとASSR.耳喉頭頸93:308-313,2021
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