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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科94巻6号

2022年05月発行

特集 外来診療のテクニック—匠に学ぶプロのコツ

《口腔・咽喉頭・頭頸部疾患》

音声診療のポイント

著者: 望月隆一1

所属機関: 1あべのハルカス坂本耳鼻咽喉科・大阪ボイスセンター

ページ範囲:P.454 - P.458

文献概要

POINT

●音声診療は言語によるコミュニケーションに対する診療の核として,耳鼻咽喉科医にとって必須の分野である。

●問診で得られる情報には,音声障害の診断や治療に有用なヒントが満載である。

●喉頭内視鏡検査の所見はきわめて重要であり,より的確な診断のためストロボスコピーの使用が望ましい。

●患者の職業や生活環境によるニーズに合わせて治療法を選択する必要がある。

参考文献

1)宮川武彦:吸入ステロイドによる嗄声.アレルギーの臨26:871-875,2006
2)日本音声言語医学会(編):新編 声の検査法.医歯薬出版,東京,2009,p239
3)望月隆一:喉頭軟性内視鏡検査.JOHNS 28:882-886,2012
4)城本 修・他:推奨版VHIおよびVHI-10の信頼性と妥当性の検証—多施設共同研究.音声言語医55:291-298,2014
5)日本音声言語医学会・他(編):音声障害診療ガイドライン 2018年版.金原出版,東京,2018,p39

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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