文献詳細
特集 どこまで読める? MRI典型所見アトラス
《鼻副鼻腔領域》
副鼻腔炎/副鼻腔囊胞—片側副鼻腔炎/好酸球性副鼻腔炎/後鼻孔ポリープ/副鼻腔囊胞/真菌性副鼻腔炎/副鼻腔炎由来の眼窩内合併症・頭蓋内合併症/呼吸上皮腺腫様過誤腫(REAH)
著者: 松見文晶1
所属機関: 1星総合病院耳鼻いんこう科
ページ範囲:P.24 - P.28
文献概要
●片側性副鼻腔陰影の質的診断としてMRIは有用である。
●副鼻腔囊胞例では多房性かどうかや,周囲構造との境界の判断にMRIは役立つ。
●真菌球,乾燥傾向の強い副鼻腔内貯留物,ムチンなどはT2強調画像で低〜無信号を示す。
●腫瘍性病変,鼻性頭蓋内合併症や浸潤性副鼻腔真菌症が疑われる場合などでは造影MRIを行う。
参考文献
掲載誌情報