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特集 必見! エキスパートの頸部郭清術〔特別付録Web動画〕
文献概要
POINT
●既知の解剖知識と画像所見を統合し,立体像の構築と細かい術前シミュレーションを行う。
●基本手技の組み合わせで成立する手術であり,それらの手技向上が手術の進歩につながる。
●律速となる工程は,主に深頸筋膜および頸動脈鞘からの剝離であり,対側の手の誘導によるカウンタートラクションの維持が重要である。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年10月).
●既知の解剖知識と画像所見を統合し,立体像の構築と細かい術前シミュレーションを行う。
●基本手技の組み合わせで成立する手術であり,それらの手技向上が手術の進歩につながる。
●律速となる工程は,主に深頸筋膜および頸動脈鞘からの剝離であり,対側の手の誘導によるカウンタートラクションの維持が重要である。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年10月).
参考文献
1)Hollinshead WH:Anatomy for surgeons, vol. 1, The head and neck, 3rd ed. Harper & Row publishers, philadelphia, 1982, pp269-289
2)佐藤達夫:頭頸部外科に必要な局所解剖—頸部の筋膜.耳喉頭頸65:181-188,1993
3)Rouvière H, Tobias MJ(trans.):Anatomy of the human lymphatic system. Edwards Brothers, Inc., Ann Arbor, 1938, pp5-28
4)Som PM:Detection of metastasis in cervical lymph nodes:CT and MR criteria and differential diagnosis. AJR Am J Roentgenol 158:961-969, 1992
5)Mitani S, et al:Verbalization, categorization, and evaluation of fundamental surgical skills:an expert consensus in open head and neck surgery. Ann Surg Open 2:e059, 2021
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