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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科95巻11号

2023年10月発行

特集 必見! エキスパートの頸部郭清術〔特別付録Web動画〕

喉頭・下咽頭がんに対する頸部郭清術:level Ⅱ〜Ⅳ

著者: 向川卓志1

所属機関: 1静岡県立静岡がんセンター頭頸部外科

ページ範囲:P.891 - P.895

文献概要

POINT

●既知の解剖知識と画像所見を統合し,立体像の構築と細かい術前シミュレーションを行う。

●基本手技の組み合わせで成立する手術であり,それらの手技向上が手術の進歩につながる。

●律速となる工程は,主に深頸筋膜および頸動脈鞘からの剝離であり,対側の手の誘導によるカウンタートラクションの維持が重要である。


*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年10月).

参考文献

1)Hollinshead WH:Anatomy for surgeons, vol. 1, The head and neck, 3rd ed. Harper & Row publishers, philadelphia, 1982, pp269-289
2)佐藤達夫:頭頸部外科に必要な局所解剖—頸部の筋膜.耳喉頭頸65:181-188,1993
3)Rouvière H, Tobias MJ(trans.):Anatomy of the human lymphatic system. Edwards Brothers, Inc., Ann Arbor, 1938, pp5-28
4)Som PM:Detection of metastasis in cervical lymph nodes:CT and MR criteria and differential diagnosis. AJR Am J Roentgenol 158:961-969, 1992
5)Mitani S, et al:Verbalization, categorization, and evaluation of fundamental surgical skills:an expert consensus in open head and neck surgery. Ann Surg Open 2:e059, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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