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特集 アレルギー疾患を広く深く診る 《総論》
アレルギー反応のメカニズム
著者: 後藤穣1
所属機関: 1日本医科大学多摩永山病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.102 - P.106
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●アレルギー性鼻炎はⅠ型アレルギー反応の典型である。
●喘息は気道炎症が病態の中心であり,好酸球浸潤が特徴である。
●アレルゲン特異的なアレルギー反応に加えて,環境因子による自然リンパ球が誘導する炎症反応が関与している。
●アレルギー性鼻炎はⅠ型アレルギー反応の典型である。
●喘息は気道炎症が病態の中心であり,好酸球浸潤が特徴である。
●アレルゲン特異的なアレルギー反応に加えて,環境因子による自然リンパ球が誘導する炎症反応が関与している。
参考文献
1)日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会(編):鼻アレルギー診療ガイドライン—通年性鼻炎と花粉症 2020年版(改訂第9版).ライフ・サイエンス,東京,2020
2)日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会(監),「喘息予防・管理ガイドライン2021」作成委員(作成):喘息予防・管理ガイドライン2021.協和企画,東京,2021
3)Oka A, et al:Determinants of incomplete asthma control in patients with allergic rhinitis and asthma. J Allergy Clin Immunol Pract 5:160-164, 2017
4)Oka A, et al:Ongoing allergic rhinitis impairs asthma control by enhancing the lower airway inflammation. J Allergy Clin Immunol Pract 2:172-178, 2014
5)Samitas K, et al:Upper and lower airway remodelling mechanisms in asthma, allergic rhinitis and chronic rhinosinusitis:the one airway concept revisited. Allergy 73:993-1002, 2018
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