文献詳細
特集 アレルギー疾患を広く深く診る
《知っておきたい対処法》
文献概要
POINT
●薬剤アレルギーは免疫が介在する有害薬物反応である。
●薬剤の副作用全体の5〜10%を占める。
●症状の原因として薬剤の可能性を思いつくことが重要である。
●原因薬剤の特定が,以降の原因薬剤の回避,代替薬選択のために重要である。
●薬剤アレルギーは免疫が介在する有害薬物反応である。
●薬剤の副作用全体の5〜10%を占める。
●症状の原因として薬剤の可能性を思いつくことが重要である。
●原因薬剤の特定が,以降の原因薬剤の回避,代替薬選択のために重要である。
参考文献
1)日本アレルギー学会:アレルギー総合ガイドライン2022.協和企画,東京,2022,pp324-364(薬物アレルギー)
2)日本医療安全調査機構(編):医療事故の再発防止に向けた提言第3号—注射剤によるアナフィラキシーに係る死亡事例の分析.日本医療安全調査機構,東京,2018
3)杉崎千鶴子・他:医薬品 副作用データベース(Japanese Adverse Drug Event Report database:JADER)を利用した医薬品によるアナフィラキシー症例の解析.アレルギー71:231-241,2022
4)立澤直子・他:帝京大学病院救急科における成人アナフィラキシー症例の検討.アレルギー69:900-908,2020
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6)山口正雄:医療従事者が曝露されるまれなアレルゲン.アレルギーの臨42:349-351,2022
7)Suzukawa M, et al:Ortho-phthalaldehyde-induced anaphylaxis after laryngoscopy. J Allergy Clin Immunol 117:1500-1501, 2006
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掲載誌情報