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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科95巻3号

2023年03月発行

特集 内視鏡所見カラーアトラス—見極めポイントはここだ!

《鼻副鼻腔領域》

鼻副鼻腔(炎症性疾患)—鼻中隔彎曲症/アレルギー性鼻炎/副鼻腔炎/副鼻腔真菌症/後鼻孔鼻茸/呼吸上皮腺腫様過誤腫(REAH)

著者: 安田誠1 出島健司2

所属機関: 1京都府立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 2京都第二赤十字病院耳鼻咽喉科・気管食道外科

ページ範囲:P.208 - P.213

文献概要

POINT

●内視鏡検査のコツは,まず正常構造物を認識し把握することである。

●正常ではない異常所見を見つけることで診断につながる。

●前鼻孔から後鼻孔までくまなく観察する。

●内視鏡検査だけでは診断不可能な病変は少なからず存在する。

参考文献

1)高橋 良:鼻はなぜあるのか.築地書館,東京,1987
2)飯村慈朗:鼻中隔手術—鼻閉に対する術式の変遷.日耳鼻120:1424-1432,2017
3)日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会(編):鼻アレルギー診療ガイドライン—通年性鼻炎と花粉症 2020年版(改訂第9版).ライフ・サイエンス,東京,2020,pp22-36
4)日本鼻科学会(編):副鼻腔炎診療の手引き.金原出版,東京,2007,pp11-12
5)藤枝重治・他:好酸球性副鼻腔炎:診断ガイドライン(JESREC Study).日耳鼻118:728-735,2015
6)吉川 衛:副鼻腔真菌症の診断と治療.日耳鼻118:629-635,2015
7)阪本浩一:子どもが鼻づまりのためしょっちゅう口を開けていますが,何か支障はありますか? JOHNS 26:1376-1377,2010
8)Wenig BM, et al:Respiratory epithelial adenomatoid hamartomas of the sinonasal tract and nasopharynx:a clinicopathologic study of 31 cases. Ann Otol Rhinol Laryngol 104:639-645, 1995

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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