文献詳細
増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル
3 耳の感染症/炎症 《中耳》
文献概要
処方のポイント
●周辺器官の感染に対する適切な治療が必要である.
●滲出性中耳炎のみに対しての漫然とした抗菌薬投与,ステロイド,抗ヒスタミン薬などの投与は長期的な有効性が認められず,避けるべきである.
●3か月間改善しない場合は,鼓膜換気チューブ留置の適応を検討する必要がある.
●周辺器官の感染に対する適切な治療が必要である.
●滲出性中耳炎のみに対しての漫然とした抗菌薬投与,ステロイド,抗ヒスタミン薬などの投与は長期的な有効性が認められず,避けるべきである.
●3か月間改善しない場合は,鼓膜換気チューブ留置の適応を検討する必要がある.
参考文献
1)日本耳科学会・他(編):小児滲出性中耳炎診療ガイドライン 2022年版.金原出版,東京,2022,pp18-85
2)有本友季子:MB ENT(270):19-24,2022
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