文献詳細
増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル
5 口腔・咽喉頭の感染症/炎症
文献概要
処方のポイント
●扁桃炎の軽症例では,ただちに抗菌薬の投薬を行わず,対症療法を基本とする.
●扁桃炎の中等症例では,溶連菌感染の場合は重症化しやすく,合併症の恐れもあるため,ペニシリン系抗菌薬の投与を少なくとも10日間は行う.ペニシリン系抗菌薬の薬剤アレルギーがある場合はセフェム系抗菌薬とする.
●扁桃炎の重症例では,入院補液が可能な施設に紹介・移送し,ペニシリン系抗菌薬を中心とした点滴加療を行う.
●扁桃周囲膿瘍では,排膿処置と併せて好気性菌・嫌気性菌を幅広くカバーできる薬剤を選択する.起炎菌ならびに薬剤感受性確定後にはde-escalationを意識して対応する.
●扁桃炎の軽症例では,ただちに抗菌薬の投薬を行わず,対症療法を基本とする.
●扁桃炎の中等症例では,溶連菌感染の場合は重症化しやすく,合併症の恐れもあるため,ペニシリン系抗菌薬の投与を少なくとも10日間は行う.ペニシリン系抗菌薬の薬剤アレルギーがある場合はセフェム系抗菌薬とする.
●扁桃炎の重症例では,入院補液が可能な施設に紹介・移送し,ペニシリン系抗菌薬を中心とした点滴加療を行う.
●扁桃周囲膿瘍では,排膿処置と併せて好気性菌・嫌気性菌を幅広くカバーできる薬剤を選択する.起炎菌ならびに薬剤感受性確定後にはde-escalationを意識して対応する.
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