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増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル 9 上気道感染症
伝染性単核球症
著者: 濱本隆夫1
所属機関: 1広島大学大学院医歯薬保健学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科
ページ範囲:P.174 - P.176
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●症状に応じた水分・栄養補充,解熱・鎮痛薬の投与,補液を行う.
●「二次感染予防」や「念のため」といった安易な抗菌薬投与は控える.
●細菌性感染の合併時は抗菌薬の使用を考慮する.
●抗菌薬の選択ではペニシリン系を避け,そのほかであっても皮疹や肝障害の可能性を考慮する.
●症状に応じた水分・栄養補充,解熱・鎮痛薬の投与,補液を行う.
●「二次感染予防」や「念のため」といった安易な抗菌薬投与は控える.
●細菌性感染の合併時は抗菌薬の使用を考慮する.
●抗菌薬の選択ではペニシリン系を避け,そのほかであっても皮疹や肝障害の可能性を考慮する.
参考文献
1)家根旦有:JOHNS 31:1314-1315,2015
2)Sumaya CV, et al:Pediatrics 75:1003-1010, 1985
3)Luzuriaga K, et al:N Engl Med 362:1993-2000, 2010
4)中嶋正人・他:伝染性単核球症例に対する抗菌薬投与について.口咽科23:65-71,2010
5)脇口 宏:健康人における感染と伝染性単核球症.高田賢藏(監),柳井秀雄・他(編):EBウイルス 改訂第2版.診断と治療社,東京,2008,pp94-99
6)Schissel DJ, et al:Cutis 65:163-166, 2000
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