文献詳細
文献概要
増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル 10 性感染症
カンジダ症
著者: 上川善昭1
所属機関: 1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科顎顔面疾患制御学分野
ページ範囲:P.196 - P.200
文献購入ページに移動処方のポイント
●口腔に保険適用のある抗真菌薬は内服だが,外用と同様に真菌に直接作用する.
●症状と発症部位に応じ,剤形を考慮して処方すると効果が高い.
●抗真菌薬療法の目的とゴールは,抗真菌薬により仮性菌糸形カンジダを除去し,酵母形カンジダのみにすることである.
●アゾール系抗真菌薬には併用禁忌薬,併用注意薬が多いので注意を要する.
●口腔に保険適用のある抗真菌薬は内服だが,外用と同様に真菌に直接作用する.
●症状と発症部位に応じ,剤形を考慮して処方すると効果が高い.
●抗真菌薬療法の目的とゴールは,抗真菌薬により仮性菌糸形カンジダを除去し,酵母形カンジダのみにすることである.
●アゾール系抗真菌薬には併用禁忌薬,併用注意薬が多いので注意を要する.
参考文献
1)山口英世:病原真菌と真菌症 改訂4版.南山堂,東京,2007
2)Ellepola AN, et al:Crit Rev Oral Biol Med 11:172-198, 2000
3)中川洋一:日補綴会誌10:32-39,2018
4)上川善昭:歯薬療法41:35-41,2022
5)上川善昭・他:口腔カンジダ症.日本歯科薬物療法学会(編):よく・わかる 歯科用薬剤ガイド—症例別処方プログラム 第2版.デンタルダイヤモンド社,東京,2022
掲載誌情報